自分自身を生きる度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

     イケメン⭐️⭐️⭐️⭐︎⭐︎

 

 

 

「​不適切にもほどがある」のラストが気になる!

 

 

第9話を観終えて、あと残り1話という事実を知って、タイムスリップもあと1回なんて展開になり。

毎回ラストの展開なんて気にならないくらいに夢中になって観ていたので、その事実をまだ受け入れられないでいる私。不安

 

これはロスになるパターンだわ。

 

一体、どう話が締めくくられるのか。色々なパターンがありそうですが、想像を超えてきそうな予感がして今から来週の放送が楽しみで仕方ない私です。キメてる

 

 

 

さて、

 

 

少し時間を持て余した土曜日の午後、やはりドラマ気分ではなかったので、気になっていた映画の中から、タイトルの映画「ある男」を視聴してみました。

 

 

 

 

 

ワケありな女性とワケありな男性が出会う。

 

 

序盤、暗めな雰囲気からのスタート。

なんだか互いに「ワケあり」な雰囲気たっぷりの男女の出会いが描かれています。

 

シングルマザーの出会いって、こんなひょんな感じなんだろうか...  真顔

 

なんて思いながら視聴していくと、すぐに女性側の「ワケあり」の中身が明らかになります。

対して、男性側の「ワケあり」の中身はよくわからないままでストーリーが進んでいきます。

 

 

2人がどう親交を深めていったのかは、さらりと描かれているんですが、車中でキスをするシーン🎬で、窓ガラスに映る自分と視線がぶつかり、苦しむ男性と、女性がそれを介抱する様子が描かれ、そこに男性側の「ワケあり」の中身が関係しているんだろうな、という匂わせがありました。

 

私は最初そのシーン🎬を、「窓ガラスに映る自分」ではなくて、「車内を覗く別の誰か」だと勘違いしたんです。なので、ストーリーがよくわからずに、なんの話?!なんて若干戸惑ってしまいました。笑 泣き笑い

 

 

 

わわわっと進むストーリー展開に見入っちゃう。

 

 

序盤から少し経つと、わわわっと男女の関係が進展していて、さらにわわわっとストーリが展開していきます。

 

まぁ、ストーリーのメインは「ある男」が誰なのか、なので序盤の展開は大きな前振りですもんね。

 

 

男性のメインキャストが窪田正孝さんから妻夫木聡さんへ変わり、ストーリーもいよいよメインへ突入していく、って感じです。

 

 

 

 

自分自身を形成するもの

 

 

ネタバレ防止のためかなり抽象的な話になってしまうのですが、この映画のテーマは「自分自身を形成するものの意味」だと私は感じました。

 

自分の肉体と精神、これが自分自身を形成するものの核であることは間違いないですが、それ以外にも自分自身を形成する要素ってたくさんありますよね。

 

 

血縁だったり、ルーツとなる国籍だったり、これまでの人生だったり。

 

職業や学歴なんかはある程度自分で変えられる要素だけど、血縁や国籍。出生地なんかは変えられない。もちろん過去だって変えられません。

 

そういった要素に守られたり。それを土台にして自分自身を形成する場合もありますが、逆にその要素があるが故に、自分自身が苦しみ、本来の自分として生きられない場合もある。

 

 

何故って、世間の大半はその人を形成する要素を加味してその人自身を見るから。

自分自身ですら、その要素を加味して自分自身を見てしまう。

 

人と関係を深めていく中で、そういった要素なんて何の意味もないんだと思うことができる部分もありますが、自分とその相手だけで社会が成り立つ訳はなく、やっぱり「自分自身を形成する要素」にどうしたって抗えない場面に多々として遭遇してしまう。

 

 

 

私自身はどちらかというと要素に守られたり、要素を土台にして形成した人生の上に立っていて、そこに抵抗を感じたりはしませんでした。(そもそも良くも悪くも抵抗を感じてしまうほどに大きな要素はないですし。笑)

 

そして私自身他者を見るときには、どうしたって要素を加味してしまう自分がどこかにいます。

付き合いが深くなれば、今のその人そのものが重要になるので、気にならなくはなるのですが、付き合っていく中で「やっぱりな...」なんて思っちゃうことだってある。真顔

 

 

そんな自分自身についても、世間についても考えさせられる様な内容の映画でした。

 

 

ラストシーン🎬、妻夫木聡さんの選択を観て、「自分自身を形成する要素」なんてなんの意味もなさないものなんだよなって、今を大切に生きていこうって、私はそんなメッセージを感じたのですが、やっぱり「自分自身を形成する要素」には抗えないとも受け止められるラストだったようにも感じました。

 

 

なんだか難しく抽象的に書き綴ってしまいましたが、色々な立場の人に観てもらいたい、その上で感想を話し合ってみたいなと思わせられる作品でした。ニコニコ

 

イケメン度は、、、まぁそれなりに!って感じでしたよ。知らんぷり

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。