〇〇で泊まります
まだ何処かはわかりません
こんなLINEが飲んでいる夫から送られてきた
電話を何回かかけ続けたら
一回だけ夫が出た
もう話にならない
☆
長女に
今から連れ帰りに行ってくるから
と伝え
1時間半近くかかるけれど
何とか今日中には帰って来れそうな時間だったので
家を出た
☆
夫がオンナにホテルに連れ込まれた朝と同じ
違うのは
夫の心配ではないということ
職場の方に迷惑をかけたり
警察のお世話にならないように
それだけ
☆
私たちが
共に学生時代を過ごした場所のすぐ近く
探すアプリも進化している
あの頃
今くらいの精度があれば
夫とオンナが泊まったホテルに
辿り着けたに違いない
思い出しても悔しい
☆
夫は
帰宅する方向に乗ったようだが
途中
多分お手洗いに降りた
その後
逆方向に乗ったようで
どんどん遠ざかっている 笑笑
終点で折り返して戻ってくる夫と
向かうわたしの
ちょうどすれ違う駅
夫の通った大学があり
夫も私も別々に住んでいた街
夫の乗っているはずの電車に乗りかえ
後ろの車両から探して歩いた
後ろから3両目に夫はいた
深い眠りで今にも崩れそう
私は向かいに座った
降りる駅に着いたら
声かけて降ろそう
もちろん
音の出ないカメラで写真も撮ってある
情けない姿
もう前ほど飲めない
ことを自覚すべき
どうしてくれようか
この写真
心配している長女に送ろうか
という誘惑を
何とかとどまり
このブログを書いている
スマホの電池切れで
夫を探せない恐怖
から解放されたので
☆
私が来なければ
また終点まで行って折り返して
終点の遠くの駅で降ろされる
そしたら
今日はもう帰って来れない
オンナもいない
駅で朝までコース
☆
続く