いつもありがとうざいます。里村です。
『髪を明るくしたいです！』
そう思ったことは誰でもあると思います。
そんな時に僕が注意していることを少し書きます。
- 明るくしても大丈夫な髪なのか？
- これまでのカラーの履歴はどうなのか？
- 複数回染められるだけの時間があるのか？
そのほかにも会社（学校）は大丈夫なのか、次染めるまでの期間の過ごし方など気にかけるところはたくさんありますが施術的な部分での注意ごとです。
『明るくしても大丈夫な髪なのか？』
そもそも論で、明るくすることは髪の体力的には引き算（マイナス）なのです。
体力がないとバサバサになったり切れたりしたいます。（あまりにもダメージしているとお断りすることもあります。）
せっかく明るくなったけど切れ毛になったり、まとまらなくなったり、艶がなくなったら悲しいですよね？
『これまでの髪の履歴はどうなのか？』
ブリーチの履歴があるのか。
縮毛矯正の履歴があるのか。
黒く染めたことがあるのか。
カラートリートメントをしたことがあるのか。
などなど。
すんなり明るくなる履歴とそうでない履歴を見分けたり問診したりします。
その昔・・・『最近カラーをしたことないですか？』と伺い『はい、ありません！』と言われて、シンプルにカラーをしたところ全く明るくならず。
「黒染めしえますよね？」とお客さんに質問すると『黒染めはしました。でもカラーはしていません！』と返答が来たことがあります。
明るくすること＝カラー
黒くすること＝黒染めor黒髪戻し
との認識で、そう思っていたのだから仕方ありません。
「プロがお客さん目線で質問しないといけないとな・・・」思った出来事がありました。
みなさま〜〜〜！！
『黒染め』も『ブリーチ』も『おしゃれ染め』も『白髪染め』も『ヘアマニキュア』も『ヘナ』も『カラートリートメント』も、全部『カラーの仲間』ですからね。
『複数回染められるだけの時間があるのか？』
意外とお客さんと美容師が共有できていないことがある事柄ではないでしょうか？
『２時間で終わりますよね？』とか『〇〇時に終わりますよね？』とか・・・
『こんなのにしたいです！』とオーダーをもらって、一生懸命にレシピを考え施術の途中で『〇〇時に出たいんですけど終わりますか？』
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『全然終わらない・・・どうしよ・・・』なんて事、おそらく美容師さんには経験があると思うと思います。
お客さんも気軽に『こうしたいです』と希望を伝えただけなのですが、思いのほか大掛かりな施術で、時間が迫って困ったという経験があると思います。
いつもの施術と違う時ぐらいは共有しないといけませんよね。
そんな感じで髪を明るくしたいですとオーダーされた時に注意している事を書いてみました。
もちろん時間がないからといって、全部ないがしろにするつもりはありません。
〇〇な方法だったらできますよ？
△ △のような雰囲気ならできますよ？
などなど妥協案というか第3の案を提案するようにしています。
それでもやっぱりもともとのイメージが良いとなれば、時間や髪の体力・髪の履歴に合った施術で、最適な仕上がりを求めるのが良いかと思います。
そんな時はやはり『カウンセリングの時間』が長くなりがちで時間的な制約があるかもしれません。
プロとして『髪の負担』や『施術時間』等など無理のないプランを提案できるようにしておきたいと思います
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