Mmmの里村です。
昨日、妻と話ししていたことです。
妻『〇〇さんは、かぶれるからカラーで明るくできないと思ってるみたいだよ。』
あらら・・・
そのお客様とは、そんな話したことがなかったから全く知りませんでした。（忘れてるだけかもしれませんが・・・）
僕『カラーでかぶれたとしても、カラー剤が全部使えないわけじゃないから、今度聞いてみないとね〜』
そんなことを話していました。
まずは、カラーでかぶれる原因は何？
世の中にはカラー剤でかぶれる方がいます。
頭皮が痒くなったり、荒れたり、顔まわりが腫れたり、ひどい方はアナフィラキシー症状が出ることもあるようです。
かぶれる方を多くは、『ジアミン系の色素』でかぶれている方がほとんどで、その中でも『パラフェニレンジアミン』と言う色素のアレルギー反応がかぶれとして出る方が多いと言われています。
カラーはアルカリ剤や過酸化水素など、たくさんの薬品で出来ているのでかぶれの原因（アレルゲン）が『ジアミン系の色素』だけとも限らないので、予定しているカラー剤をパッチテストしてみると安心です。
ノンジアミンカラーで出来る事。髪色を明るこすること。
カラーかぶれの原因が、ジアミン系の色素・パラフェニレンジアミンだったならば、これを使わないカラー剤であればかぶれません。
ジアミン色素の持たないアルカリカラーを使えば、黒髪を明るくすることができます。そうすれば今よりも沢山の色が表現できるようになります。
金髪を作るイメージの『ブリーチ剤』これはジアミン色素を持たない脱色剤です。
ブリーチ剤よりも暗めですが『ライトナー』と言われる脱色剤もあります。
これらのように色素を持たない脱色剤で髪を明るくしてから、希望の色合いに加色していけばノンジアミンで好きな色合いに染めることができます。
これは白髪染めも同じことがいえます。白髪につける染料をノンジアミンのものを使えばいいわけです。
カラー剤の中でもジアミン色素でかぶれる方は朗報かもしれません。
ノンジアミンで出来ない事。髪色を暗くすること。
ノンジアミンカラーで出来ない事もあります。
自然な黒染めです。
ジアミンのない染料で自然な茶味がある黒染めが難しいんです。
黒っぽくは出来ますが色持ちが悪かったり、青っぽく濁ったり・・・
どうしても必要な時はヘナや４APE染料を使ったりしますが、次色を変える時が難しいので慎重にしなくてはいけません。
かぶれる原因がわかっていれば回避できます。
出来ない事がわかっていれば事故も回避できます。
出来ることの中で安全にオシャレを楽しんでもらいたいと思ってるので、気になる方は相談してください。
1月2月はビューティーチケットの販売月です。
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