MMM.poems -9ページ目

MMM.poems

日常的に感じた気持ちを大切に
詩にして綴っていきます。











煙草と香水が混じる部屋


























角が擦れた高級なバッグが床に





























換気扇が繰り返す雑音


























フローリングにはスニーカーの跡
































いつの間にか心は








裂けるような傷を負っていた





































いつの間にか心は

























それを埋めるように







僅かに残る力でひたむきに

豊かな感受を求めて智徳を愛した


























気づきの感動は



乾いたそれを潤す錯覚





























あるとき心は「死」を羨望する






























必然の瞬間










心身の苦痛に断末魔の叫びをあげ

意識が体から逃げ出した












































衝撃に飲み込まれ






























濁流に身を任せて


















































たどり着いたのは無という闇






































無次元のどこかに







五感を持たぬ微かな点がぽつり








































音も光も感じない


永遠の孤独という事実に


押し寄せる後悔の念
































悲しみの中

新たな世界を望み







想像と断念を幾度と無く繰り返す






























絶望






























































行き場のない無限は




力なく、平然と希望を産み
































喪失感だけの懐かしき体を揺り起こした










































陽だまりの中

水仙の花がそよ風にゆられる









生えたばかりのつくしは

小さな手が笑顔で握る












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