本日は映画館にて「サンダーボルツ*」を鑑賞。



最近のMCUでは一番楽しみにしていた作品でした。やっと予定が空いて鑑賞できました。




 以下、ざっくりとあらすじ


エレーナ・ベロワは社会の影に隠れて様々な任務を遂行していく日々を過ごしていた。

大切な仲間を失った失意と情熱の持てない仕事に嫌気が差したエレーナは、次の仕事を最後に雇い主ヴァレンティーナとの関係を解消することを選択。

最後の仕事の標的を追って入った施設で、標的だけではない複数人と交戦。戦う内にお互いの素性がわかってきた彼女らは、ヴァレンティーナの本性に気がつき始める。

同じ頃、アベンジャーズとも共に戦ってきたバッキー・バーンズもまたヴァレンティーナについて情報を掴みかけていた。





 以下、ざっくりと感想(ネタバレなし)


罪悪感を感じられるのは、あなたがそれだけ優しい証。アウトロー達がメインなのに、映画全体がそんな優しいメッセージで包まれていました。





MCUで久々にワクワクする作品に出会えました。


キャラクター達は悪態をつきまくるし、派手な能力がある訳でもない。それが逆に親近感を感じさせて、もっと彼らの絡みを観たいと思わせてくれます。

脇役だったキャラ達が集結する、過去に悪事に関わったならず者達がチームを組むという点で、ガーディアンズオブギャラクシーにも似たような雰囲気がありました。


メインとなるのはフローレンス・ピュー演じるエレーナ。ブラック・ウィドウでは脇役だった彼女が、まさかここまでの大役を担うとは思いませんでした。

どれだけ悪態をついても、隠しきれない優しさが滲み出ている。フローレンス・ピューの演技が光ってますね。人気に偽りなし。


バッキーもこれまでのMCUでは他の派手さに隠れがちでしたが、今作では頼もしさが全面に出ていましたね。


その他のメンツも魅力的ですが、いかんせん時間が足りない。もっと深掘りできるキャラクターが多いだけに、正直物足りなさも感じます。

いい意味でも悪い意味でも、今後の展開によって評価がさらに変わっていきそうな感じがしました。


低迷気味と言われるMCU。

ここから盛り返していくぞ、という決意も感じられる作品です。




 ​以下、ざっくりと感想(ネタバレあり)




ボブ!お前がメインだったのか!

予告編では出オチなのかと思っていたボブがめちゃくちゃキーマンでびっくり。


コミックスの方に詳しい訳ではないのですが、セントリーは相当な強キャラらしいですね。その分、精神で不安定な面が見られるのもバランスとして素晴らしい。

人が一瞬で影になったり、精神世界に引き摺り込まれる場面は映像としても迫力満点。


クライマックスはほとんど精神世界で起こる出来事。これまでのアクション全開のマーベル作品の中では異例の展開だったかもしれません。


暗い過去を引きずっているボブ。エレーナとの対比が素敵であるが故にもっと丁寧に描いて欲しかった…


ウォーカーやエイヴァがさっさと先に行く間も、ボブを気にかけて話しかけるエレーナ。ボブのシーンはエレーナの優しさが溢れていましたね。暗い過去を持っているからこそ、人に優しくできる。そんなことを感じました。


エレーナと言えば、アレクセイとのシーンも素敵でした。しっかり親子。

サンダーボルツがまさか、エレーナの幼少期のスポーツチームだったとは。キーパーになった経緯として「誰かがミスしてもカバーできるから」と言った思い出。今作で描かれたエレーナの優しさを裏づけるエピソードで、最後にもう一度しっかりと筆者の心を掴んでいきました。