寒くなると、血の巡りが悪くなって肩が凝る。
お風呂に入って、ストレッチして、マッサージして
ほぐす。
大好きな友達がいる。
すごく優しい女の子。
ただでさえヒネくれてるボクなのに、
特に彼女といるときは
自分の歪みが際立って見えてしまう。
彼女は根っから優しい娘だから。
2人でいるときに
劣等感に似た不愉快さを感じることはなくなったけど
第3者がいると、まだダメ。
自己嫌悪に陥ったり
彼女の気遣いをおせっかいと感じてしまったり
「優しさ」自体を否定したくなったり
ボクの「優しさ」論は堂々巡りを始める。
頭で考えこんで、だんだん巡りが悪くなって肩が凝る。
人に会って、話して、聞いて
ほぐす。
またどこかで廻りはじめるだろう「優しさ」論に
とりあえずの休符を打って
大好きな友達と、大好きなままで相対する。
血の巡りは、ずっといいままだと血の気が多くなりそうだから
凝って
ほぐして
ドロくさくても巡っていけばいいんじゃないかと
・・・思う。