マルセイユタロットから、今日の一枚引きですニコニコ


今日の一枚は…




ⅩⅨ太陽

le soleil 



このカードの絵には、双子の兄弟が太陽の光が燦々と降り注いでいるなか、塀に囲まれた場所で仲良く遊んでいる場面が描かれています。


この双子は、ギリシャ神話に出てくる『カストル』と『ポルックス』。

『ふたご座』の由来にもなっています。



カストルとポルックスは、大神ゼウスとスパルタの王妃レダの間に双子の兄弟として生まれました。


でも、カストルは人間の子として、ポルックスは神の子として生まれてしまい、長くなるので端折りますが、兄カストルが死んでしまい、何をされても死なない弟ポルックスが、自分は神だけど兄は人間だから死んでしまうという事に気づき、双子に生まれたのに全く違う存在である自分たちの運命を嘆き悲しみました。


ポルックスは父ゼウスに兄を生き返らせて欲しいと頼み、願いを聞き入れたゼウスによって天の星にされました。



この神話のように、いくら双子でもまったく同じ存在というのはありませんよね。

見た目は似ていても、それぞれの個性があるのですから。


自分ではない他者(他人)は思い通りにはできないし、ましてや自分と同じ考え・感覚なはずがない。カストルとポルックスのように、お互いの違いに気づきそれを受け入れていくことが重要になってきます。



このカード、マルセイユタロットの中では分かりづらいカードのひとつだと思うのですが…


一つ前の【月】のカードの、『暗闇の中で先の見えない・何者かもわからない不安』から、夜が明けて【太陽】の光を受けて全てが明るみに出て、お互いの存在がはっきりとわかったところで、『お互いを知るためのコミュニケーションを取り(遊び)』、そこから『理解し、存在を認めて』いくとこでお互いの個性の違いが合わさって生まれる『楽しさ・創造性』へと繋がっていくのかな。



ウェイト版は『(子どもならではの)創造性』や『(手綱のない馬に乗っている…どちらに向かうのか、先のことはわからない)テンション高めの楽しさ』のイメージなのですが、マルセイユ版では自分が中心となっていく楽しさよりも、自分以外の誰かとどう向き合ってどう楽しくしていくのか、というイメージが強いような気がしました。


描かれている子どもの数も違うし、ウェイトは馬が描かれていて、絵の構成が違いますしね。



前のカードから繋げていくと、わかりやすいような気がしましたが、やっぱり難しいですね。

書いていてなんだかまとまらない気が。

もう少し、自分の中に落とし込めるといいな。




今日は、『なんでこんな事するの、この人!』とかイラつく前に、『どうしてそうしたのか』を聞いて、相手を理解するように頑張ります。


お互い理解し合えば、きっと『だったらこうしたら?』って、新しいアイディアが出てくるに違いない…と期待して…