マルセイユタロットから、今日の一枚引きですニコニコ


今日の一枚は…




ⅩⅢ 死

la mort 


このカードの【死】とは、『メメント・モリ/死を忘れることなかれ』というラテン語から来ていて、ヨーロッパの芸術作品の題材にも広く使われている題材だそうです。



『死』という言葉のイメージを擬人化した絵ですが、『死神』と言われると大体の方がイメージする大きな鎌を持ったガイコツと、その足元にはバラバラになった人々の手足や…頭も…

あまり気持ちの良い絵ではないですね。



『全てのものは永遠ではない。いつか終わり(死)はやってくる。それを忘れるな。』


どんな事でも物でも、もちろん人にも、いつか終わりは必ずやってきます。

それを忘れずに、一瞬一瞬を大切に生きよう。


そんな意味合いの言葉です。



たしかに、いつまでも続くと思っているとダラダラしてしまうし、ついつい後回しにたりしてしまいますが、終わりがやってくると思うと、やらなきゃ意識も出てくるし、一瞬一瞬が貴重な時間に感じますよね。



このカードが出たから全て終わり…ではなくて、後悔しないように今ある事に丁寧に取り組んでいけば、もし終わりが来ても、頑張ってやった分だけの経験や結果は残ります。


終わりがやって来た時はつらいけど、次に進む為のステップだったんだ!と思える日がいつかやってくるはず。



このブログ午前中に書こうと思っていたのに、要らない事色々書き始めて午後になってしまいました。


でも後で後悔しないように、昼休みに続きを書いて、遅くなったけどアップしましたてへぺろ





余談になってしまいますが、このカードのキーワードからふと思い浮かんだのが平家物語の冒頭の部分でした。



祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす

奢れるものも久しからず ただ春の夜の夢の如し

猛きものも遂には滅びぬ ひとえに風の前の塵におなじ


(祇園精舎の鐘の音には、あらゆるものは常に同じ状態でとどまることはないという響きがある。沙羅双樹の花の色は、隆盛を極めたものも必ず衰えがくるというこの世の道理を現している。栄華なは奢れるものもそれは長くは続かない。春の夜に見る夢のようである。勢い盛んなものも遂には滅びてしまう。それはまさに風の前の塵のようなものだ。)



『盛者必衰』…『権力を手に入れてどんなに勢いがあっても、いつか衰える時がやってくる』という部分が、なんとなく死のカードの世界観に似ているような気が。


だから頑張れよ!なんて話でもないし、キリスト教と仏教では生死観違いますけどね。


古典文学は言葉が優雅と言いますか、言葉の響きも綺麗だし、さらっと仏教の話を盛り込んでるあたりがすごいなぁって思います。



いま放送されている大河ドラマは観てなくて、影響受けたとか全然ないですアセアセアセアセ