お義母さんちょっとお口チャックしてくださいね | 遠距離日韓カップルの徒然日記〜遠距離は終了です〜

遠距離日韓カップルの徒然日記〜遠距離は終了です〜

韓国人彼氏と付き合って約2年で結婚し、今はソウルに住んでいます。
悩みや日常を記録がてら残していこうと思います。

よろしくお願いします。





皆さまこんにちは。

まぁです。


珍しいタイトルをつけました。

それほど私の心は荒れています真顔


まずことの発端は家探し。


言葉の説明
韓国ならではの賃貸システム…チョンセ
保証金を数千万円、一括で家主に支払う代わりに家賃無しで住める
その家を引っ越す際には支払った分の保証金は全額返済される。



"チョンセで家を借りなさい"

とお義母さんは言うんです。
この話は今の家を契約する時にも言われました

このチョンセ制度は、

家主が"保証金を運用して利益を得る"

ということが大前提で成り立っています。

資産運用で一番有効だったのは不動産関係。



家主は大金を手にしたらまた別の不動産を購入し、

あとは勝手に不動産価格が上昇すれば

利益が得られるということです。



でも。

みなさんご存知の通り

最近の韓国の不動産価格は下落する一方です。

なので利益が出ません。
まぁ他の投資で儲けを出している方もいるでしょうが

そして家主が、"チョンセのお金が返せない"

という事態が多発しているそうです。


彼の会社の知り合いにも、

チョンセが返ってこなかった、と

多額の借金を背負ってしまった人がいるそうです不安

しかも二人も…不安不安







"チョンセ詐欺"

なんて言いますが、

もともと騙すつもりでは無かったけど、

"こんな状況になるなんて予想してなかった"


そんな雰囲気なので、

これはもう詐欺というよりは

どうしようもない出来事なんだと私は思っています。

もちろん初めから返すつもりもなく、

詐欺をする人もいるそうです。



これから先の経済もどうなるか分からないのに、

チョンセで多額の借金を背負うのは………。



彼とも話し合って、意見は一致。

なのでお義母さんにも(彼が)そう伝えたのですが、











全然言うことを理解してくれない!

すごいです、ほんと。



・家賃で住んだら勿体無い
・チョンセがいい、お金もかからない
 (同じこと何回も言ってる)
・家賃で住んでどうやって貯金できるの?
・生活できるのか?
・信用できる不動産ならチョンセでも大丈夫
・そもそもなぜ実家を出た?
 (今更それ言う?)
・一緒に住めばお金もかからない     など


また彼とお義母さん言い合いしてました汗うさぎ



で、私はさっき調べたんですが。

世界的に見てもチョンセみたいな

賃貸システムがある国は無いんです!


家は家賃を払って住むのが当たり前なんです!!




KuHoN




私は家賃で住みたいローリスク派なので。

これに関しては譲れませんし、

意見を突き通すところが

言い方は悪いですが、

"あーやっぱり(お義母さんって)韓国人だなぁ"

と思ってしまいました。
いや当たり前に韓国人なんですけどね、ふふっ



MAU SAC



そもそも韓国では持ち家が1番良いこととされていて、

次がチョンセで借りること。

そしてその次が家賃を払って借りること。

と、優劣がつけられているようです。


要は一種のステータス。


"私はチョンセで契約したのよウインク"
(個人的偏見も含んでいます)


と自慢できるらしい。









いらんわ、そんなステータス!


そんなこんなで気まずい空気が流れています。


ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)



その後クールダウンして、

別の話をしていて、

私がカフェでバイトをしようかな、

と話をした所、お義母さんが











そんな誰でもできる仕事しないで





と言ったんです。

とてもショックでした。



韓国で何をするか、何ができるか考えて、考えて。

とりあえず何事も経験だ、

と思って言ったことなのですが、

全否定された気分でした。



職業差別が強い韓国なので、
(私のイメージですけど)

特にバイトや非正規社員と正社員は

韓国での印象はかなり違うらしいです。

めっちゃ下に見られるそうです。



お義母さんは"嫁がバイトしている"、

なんてことが嫌なんでしょう。


ここでも見栄を張るか、、、

と、なんだかとても残念な気分でした。



でもそれも文化の違いなので仕方ないんです。

受け入れてはいませんが、割り切るしかありません。


家のこととバイトのことでとても気分も悪く、

空気も悪い中帰りました。









そして数日後には、いつも通りのテンションで

話しかけてくださるお義母さんでした。


ニコニコ汗


今日もここまで読んでいただきありがとうございます。

でわまたパー