こんばんは、ふみやんです。
この前、勉強合宿に行ったとき
こんな質問を受けました。
『学習参考書のオススメとか
ありますか?』
僕もいろんな学習本を
読んでいた頃、
『○○出版の○○という本は
解説が分かりやすくて良い』や、
『○○への誘いという参考書
はレベル別で良問揃いだ』
などという文字を見ると
書店をめぐって買い漁りました。
少しやってはよく分からないから
次の参考書へ、
また違う参考書をやっては
『これは合っていないな』
と別の参考書へ。
無駄にお金を使って
出来もしない量の
参考書が溜まるだけでした。
いろんな参考書を試した僕が
自信を持ってオススメする
参考書があります。
ずばり一番良い参考書は
教科書です。
『え。』
と、思ってしまったでしょう。
でもこれが真実です。
他のどんな参考書より
流れを意識して書いてあり
最初から最後までが
ひと繋ぎの物語のような
学校の教科書こそ
最も読みやすく
分かりやすい参考書
なのです。
『学校の教科書だけ
では足りない』
と、よく言われますが
学校の教科書を
ちゃんと勉強したら
センター試験で8割取ること
までは出来ます。
『自分に合っている参考書』
を求めていろんな参考書
を買うのはあまり良くないです。
センター試験で9割越え、
難関国公立大学の
二次試験対策、など
他の参考書が必要になること
もあります。
しかしそれは
学校の教科書をちゃんと
マスターしてからです。
学校の教科書では
成績が上がらないから、
と、いろんな参考書に
逃げようと必死になります。
僕みたいに焦って焦って
とてつもない恐怖に襲われながら
書店をめぐろうとしては
いけません。
成績が上がらないなら
まず読むべきは
学校の教科書です。
学校の教科書をマスター
してから他の参考書の
解き方の参考にしたり
問題の見方を
学ぶようになると
『こんな風にも解けるんだ』
と勉強が楽しくなります。
もし今、あなたが
いろんな参考書にまみれて
いるのなら
今すぐ全部段ボール箱に入れて
しまってしまいましょう。
その参考書を使うのは
今ではありません。
そして一番近くの
教科書を手に取り、
目次を抜いて
三ページ読んでみてください。
春、新学年になって
初めて勉強した範囲
がそれです。
改めて見て
どう感じたでしょうか。
あなたは少しずつ
成長しているはずです。
『最初はこんな簡単な
ことをしていたんだ』
そんな風に思いませんでしたか?
どこかでつまずいたから
勉強が分からなくなってゆくのです。
じゃあやることは簡単です。
教科書を前から
読んでいけばいいのです。
そうすると
どこでつまずいたか分かります。
見えない石につまずいていた
あなたはこうすることで石に
気付けます。
あとはこの石を意志をもって
乗り越えてゆけばいいのです。
小学生の頃、出来なかった
逆上がりが出来るようになったように
乗れなかった一輪車に
乗れるようになったように
出来ないことを乗り越えてしまえば
意外とあっけないものです。
それでは、今日も
お互いに良い学びを。


