こんばんは、ふみやんです。
この前、塾生にある問題を
出したら僕にこんなことを
言うのです。
『喉の、ココのところ
まで出てるんだけど…』
知らないのではなくて
確かに以前勉強したことは
覚えていて、でも、
ど忘れして出てこない。
確かによく分かります。
これは誰もが
経験することでしょう。
勉強するうえで一番恐ろしいのが
忘れていく、
ということだと思います。
『3秒で出てこない知識は
試験では使えないと思え』
と、ある先生は言っていました。
試験では時間制限があるので
一問に一時間も掛けて解いて
いるようでは、確かに良い点は
取れません。
今回は勉強したことを二度と
忘れないようにするとても簡単な
方法をお伝えしようと思います。
とてもとても簡単な方法です。
でも、ほとんどの人が
出来ていません。
一夜漬けでテストを乗り切って
テストが終わってしまうと
すべて忘れてしまう人は
これが出来ていないからです。
逆にこの方法を実践すれば
テストが終わったらすぐ忘れて
しまってまた覚えなおすのに
莫大な無駄な時間を使う
こともありません。
ずばりその方法とは
三回勉強すること、です。
僕の記憶が正しければ
前回の記事で
エビングハウスの忘却曲線
の話をしました。
人間は必ず忘れてゆきます。
1時間後には44%しか
覚えていないのです。
恐ろしいと思いませんか。
復習は短期記憶から
長期記憶にうつす作業です。
復習の差が
定着率の差になるのです。
では三回って
いつの三回なのか。
一回勉強したら
一時間後に一回復習します。
これが二回目ですね。
そして次の日
もう一回復習します。
これで三回目ですね。
『めんどくさいなあ…』
と、思いましたか?
時間は5分間だけ。
たったの5分です。
ノートでもいいし、
教科書でもいいです。
勉強した部分をブツブツと
音読するだけです。
覚えようと思わなくても
大丈夫です。
5分で読み切れるくらいに
ザーーっと音読してください。
これだけです。
ほとんどの人が出来ていない
けれどやろうと思えば誰でも
出来る方法です。
まだ、めんどくさい
と思いますか?
僕も最初はめんどくさいなぁ
と思っていました。
ところが三日目には
『あ!覚えてる!!』
と、実感出来て
全然苦痛じゃ無くなったのです。
慣れたらたった5分でも
たくさんの文章を読めるように
なります。
今まで
『喉の、ココのところ
まで出てるんだけど…』
と、なかなか思い出せず
もどかしかったこの現象が
5分が二回、つまり10分間で
びっくりするほど解消します。
では、今からこの記事を上から
5分で音読してみてください。
どうでしょうか。
5分も掛からず読み切ってしまった
と思いますがこれであなたは
この記事を2回読みました。
明日もう一度この記事を読むと
もうあなたはこの記事を
忘れることはないでしょう。
ブロガーの僕にとって
これ以上の喜びはありません。
それでは、今日も
お互いに良い学びを。

