はじめまして、現役女子大生のmatsu7(まつしち)です。


このブログは趣味で研究してきた「Webアクセシビリティ」に関する情報をまとめることを目的としています。

気になるサイトや技術情報などもストックしていくつもりです。



●Webアクセシビリティとの出会い


ソースが整っていてきれいな構文、W3Cの勧告する「Web標準」に基づいたWeb制作を趣味として5年が経ちます。


「誰でも理解しやすいキレイなソース作り」に酔いしれているうちに「誰でもアクセスできる優しいサイト作り」にも興味を持つようになり、アクセシビリティへの配慮に取り組むようになりました。


アクセシブル化への取り組みが“趣味”から“研究”に変わったのは、インターネットを利用している視覚障害を持つ友人の一言があったからです。




●友人の一言


「インターネットのどこがおもしろいの?興味のあるホームページがあっても、個人サイトはデザインがばらばらで読みにくいし疲れちゃう」


彼女は普段からWindows標準の拡大ツールでWebを閲覧していました。

インターネットをもっと便利に使ってもらいたい。


「Webアクセシビリティ」を本気で学ぼうと思いました。



●Webアクセシビリティを個人サイトに普及したい


W3Cの勧告によって、国や自治体・企業サイトやクリエイターの個人サイトを中心に、Webアクセシビリティへの取り組みが広まってきました。




しかし「個人サイト」はどうでしょうか?

趣味をベースに作られる個人サイトは、特別な理由がない限り、アクセシビリティを考慮したりはしません。見たい人だけ見てください!ってサイトがほとんどです。
ビジネスや公共利用目的のサイトと比較して、やはり普及が遅れているように感じます。




個人サイトにWebアクセシビリティが浸透していないのは何故でしょう?

それはサイト運営する一般ユーザーが、WebアクセシビリティのガイドラインやWebアクセシビリティの重要性・必要性をうたうWebサイトに出会う機会が少ないことが理由としてあるのではないでしょうか。



<研究目的>

「Webアクセシビリティの存在を広く一般ユーザーに知ってもらい、正しい理解を深めてもらうこと」


とは言え、最近はWeb標準化の流れが強まっています。

Web関係の雑誌などでも、頻繁にXHTML+CSSが取り上げられているし、CSSを取り巻く環境はかなりなスピードで改善されていっています。

特にアクセシビリティを意識しなくても、少しずつ自然にアクセシブルなサイトは増えて行っています。近い将来は「Webアクセシビリティ」が知っていて当たり前の知識となっているかもしれませんね。



とは言え、何もしないで黙って見ているなんてできない。何か出来ることはないのだろうか?と、タマネギ畑を耕しながら考えて出た結論が



「タネから育てる」


ということでした。



インターネットを始めたばかりの人や、これからWeb制作をはじめよう!という方々が「ウェブアクセシビリティに関する正しい情報」を知ることができれば、より理解も深まり普及が広まると思いませんか?


現在、Googleで「ホームページの作り方」で検索すると、HTMLの基本から解説されているWebサイトが多数ヒットします。膨大な情報量をとても分かりやすく提供されているサイトさんばかりです。私自身、たくさん助けられてきました。


しかし、ウェブアクセシビリティの観点から見ると、アクセシブル化に不利な記述が多数見受けられます。




●こうした「初心者のお手本」となるウェブサイトの管理人さんに、ウェブアクセシビリティを考慮した解説を追加してもらいたい。

●でも、膨大な情報量を改定していただくことをお願いするのだから、ただ意見をするだけではだめだろう。

●より説得力のあるアプローチをする為に、自分で「手本となるサイト」を作ろう。


こうした思いから、ウェブアクセシビリティ・ガイドラインをもっと噛み砕いて簡単に理解してもらえるようなウェブサイトを構築することを目標に、動き出すことにしました。




●研究の現状


現在、インターネット初心者の方・ライトユーザーの方・ヘビーユーザーの方・Web制作初心者の方を対象としたWebサイトを実験的に増産中。


どのようなコンテンツであれば対象ユーザーに満足してもらえるのか?
どんな順番でアクセシビリティの解説ページまで誘導するか?


などなど、各ユーザーの興味のある分野から切り込んで行き、最終的にWebアクセシビリティの概念を理解して帰ってもらえるようなWebサイトの構築を目指して、日々試行錯誤しています。




●謝辞


ウェブアクセシビリティの研究を始めて5年経った今、研究への情熱を維持し続けていられるのは、ただの「趣味」を「目的」に変えてくれた友人のおかげです。



亡き友へ。


ありがとう!

これからもがんばるよ~!!