6月
思えばここから全てが始まりました
我が家の三男(中2)の吐き気と顔色の悪さがすぐ分かるような日々。
 
すぐ復活するだろうと思ってました
まさかこれから、それが大きな間違いだと気づかされるとは思ってもいませんでした。
 
体調不良が続き、このままだと学校に行けなくなると、無理に学校へ行かせる様に促しても、本人が頑張って登校しても、途中から戻ってきて吐き気で具合が悪いと結局休んでしまう。
 
内科へ行き胃腸炎で1週間ほど休んでしまったまま6月が終わった。
 

7月
月前半は気分悪く休みが続き、内科では胃腸炎も長く続くこともあるからと言われました。

でも、親の目線で見ても下痢もしていないのに、おかしいと思い、喉の違和感があると言っていたから耳鼻咽喉科へ行き、喉に異常はないけど、ストレスからくるものという事で、大人なら精神安定の薬を処方されるのだが、子供には処方できないので、次に小児科へ行くと起立性調節障害と診断された。
 
学校に行けなくなった事と血圧が低い事からその診断になった様です。
 
この病名をもらうまで時間がかかりました。その間に無駄に点滴を受けたり他の病院を回ったりと三男の心中も落ち着かず不安だった事でしょう。

その時の症状は手足の冷え・喉の違和感・気分の落ち込み・腹痛・頭痛・よろつき・朝が体調悪い感じで、病院からは血圧を上げるを処方された。

それと、便秘気味だったので便を出しやすくする薬を飲む様に処方された。。

私は会社を早帰宅して、息子の病み上がりからの気分転換も兼ねて、小学校の時に行こうと言っていたクヌギの木を見に行った。その近くの池を散策し、野いちごとか摘んだりしていた。
 
久しぶりに父子の時間だったな。。
 
早く完全復活しないかな
 
月後半は何もしてやれない無力な自分が情けなく、この病気を毎日の様に検索して突破口がないか探して少しでもプラスになればと、サプリメント(マインドガードDX)を服用し始める事になりました。
 
このサプリは体内でポジティブな思考やストレスに耐える様な物質を作る栄養が濃縮されているとの事でしたがダメ元で、通販で中々金額が高いが購入して飲ませてみたら、数日して気分落ち込みが多少軽減した様子だった。
 
それでも夕方頃に体調が悪くなる傾向になり学校に行けないまま夏休みへ突入。

相変わらず、喉の違和感・時々軽い頭痛とすぐ治る頭痛・自ら外へ出たがらない、出ても具合が悪くなる。

そんな症状を繰り返している。普通に見れば鬱病の様な感じに見えた。

時々、隣の部屋まで突然唸りながら走り出しムスっとしながらうつ向いて座ったり戻ったりしたりで、おおよそ普通の行動ではなかった。
 
あんなに好きだったゲームも出来ない状態・・・

極めつけは、急に『死が来た』とか話し出し、ママと心配で心配で気が気じゃなかった。
自傷行為にならない様に張り詰めた日々が続きました。
 
8月
鬱病の様な症状を改善する方法をひたすら調べる日々、医学も心療内科の知識も無い自分、本当に無力です。今はネットの時代なので同様のブログなど何でも調べました。

ポジティブな思考になるには、太陽光を浴びて、軽い運動、ナッツ類やアミノ酸を摂取する事が良く、ストレスに強くなると、どれを調べてもそんな事を書いてあるからつい勧めてしまうが・・・

子供は簡単にはそれを実行してはくれないな

それでも、軽くTVゲームをしたり、近所の散歩、庭でサッカーなど軽めにやれる様になったが、症状は7月後半と同じ様子。ママは友達とネプタ祭りへGO!

長男が出ると言うので見に行きました。ママも気分転換してきてね
 
 
月前半から中盤はママの実家の東京へ行った。
 
気分転換になれば良いな
 
ママの実家では初日から大好物のうなぎを食べて嬉しそうだったらしい。
 
 
東京から帰宅し、滞在期間中の写真を見せてもらったが、顔色は悪かった。それでもサンシャインシティなど行ったのでまあまあ楽しんだみたいだ。
 
 
月後半、なんと保健室へ平均1時間くらい通える様になった。すごい進歩だと思った。

きっとサプリが効いているのだと思いました。それでも喉の違和感(ヒステリー球)が気になる様で散々ネットで調べて漢方薬(半夏厚朴湯)を薬局で購入し服用させました。あまり入ってないのに値段高い
 
散歩も範囲が拡大出来る様になってきた。症状が改善されると、もしかしたら普通に学校に行けるかなと、どうしても期待してしまう。

つい、今度は2時間行けるといいねとか、徐々に学校行ける様にしよう。
とか余計な事を言ってしまっている。

今の症状は時々軽い頭痛とすぐ治る頭痛があり、ストレスから空気を飲み込んでしまうのかゲップが多い。

このまま心身共に元気になればいいな。。。

最近の三男のお気に入りのぬいぐるみがこちら。
よく抱きしめている安心するのだろうか・・・・



9月
月前半~中盤は保健室登校と更に部活も少しずつ通える様になった。

症状は先月とあまり変わらない。
 
部活は、もし途中で具合が悪くなって帰れないと困るから、ママが一緒なら行くと言っていてママが送って行き、私が会社をフレックスで早く帰宅しママと交代し、その後ママは夕飯の仕度と分業にした。
 
行かない日もあったが、こんな日々が数日続き、このまま体力も復活して前向きな気持ちになってくれると期待しつつも見守っていたが、中体連の日に行き渋ったが、初日は私達に説得されて出場しないでも参加出来た。
 
とても天気の良い日でした。
 
 
太陽の下で過ごす時間がいつもより長く、心配したが仲間とニコニコしながら話したりしていたから安心して、私達は他の親と話をしたり顧問と話したりしていた。

帰り道にみんなで参加出来てよかったなと話して帰宅。
 
翌日、また行き渋り、私達は若干無理にでも行こうと連れて行った。

その日は2試合あったのだが、1試合終了後に具合悪いから帰りたいと言われ顧問のところへ一緒に行ったら泣きながら帰る旨を伝えていた。。。

顧問も

『泣かなくていいよ、よく来られたね。頑張った頑張った』

と背中をポンポンして送り出してくれた。
 
月後半のある日、会社を休んで一緒に散歩したり、昼食を食べたり一緒の時間を過ごしていた時、何気に聞いてしまった。
 
『何で学校へ行かないの?理由あるなら言ってくれないと、分からないし親がどうにか出来るならしてあげたいし、休み続けていても将来的にも良くないし、俺達もお前より先に年老いて行くからいつもでも守ってやれなくなるんだからお前も今をどうにかしようと動き出さないといけないんじゃない?』

そう言うと三男は泣き出し別の部屋へ行ってしまった
 
えー気に障った??その後何かギクシャクしている様な感じだったが風呂の時間になると一緒に入り、私が出ようとしたら、ずっとへの字口をしていたのに

『話がある

と、お風呂で部活での嫌だった事などを泣きながら話し出した

(原因!?)
 
・先輩達が部活で初心者の自分に指導してくれるのは良いんだけど言い方がキツかった事。

・同級生の子達がお前は初心者だからすぐ先生に褒められていいよな。と言われた事。

・中学校になってからの友達に自分の出身小学校の頃からの友達の事をイジったりされる事。

・親友同士が自分の前を歩いていて、自分の事をイジる感じで話しているのを後ろで聞いてしまった事

・試合中に先輩に強い言い方で注意されると萎縮するから、なるべく試合に出たくなかった。
 
ん?そんな事で??親の私から見ればその程度の事でしたが、

『よく話したね・・辛かったね。話してくれてありがとうね。先生とかに相談しようか?』

と聞くとそれは大丈夫と言っていた。すっきりした様子ママと二人で散歩に出かけてそんな話を話し合った。
 
その翌日、気分転換も兼ねて近所の公園に三男も含め三人で出かけた。池で蓮にとまっていた鳥(カワセミ)を見たり歩いたりしたけど、三男にはイマイチな感じだった。
 
 
ママは担任にそれとなく話したし、私も会社の同僚の子も同じ部活なので、仕事中にその子を通して部活中に守ってもらえる様にお願いしたのだが・・・・
 
翌週文化祭があり、行きたくないみたいで欠席したがその後、また7月の様な症状へ戻った感じになり学校に行きたい気持ちはあっても行けなくなった。ついに
 
完全不登校になってしまった・・・
 
(本当は親に心配かけまいと今までも無理して1時間だけでも頑張っての登校や部活に行ってたんだよね)
 
充電が完全に無くなったんだよね、もっと早く気づいて学校なんか行かなくても何とかなるから休んでいいよと言ってあげれば良かった。

ごめんね
 
※この頃いつも愛飲していたサプリが2週くらい切れてた・・・

これも関係していたのだろうか・・・
 
その後、言いたい事や思った事を溜めないで言ってねと言ってたからか、一緒にお風呂に入っていると、
 
『父さん昨日、×××な事を言った。』
『今日、母さんに、×××と言われた。』
 
細かい事をダメ出しする様になった。

えーそんな事?みたいな事なのだが、思った事を吐き出せた方が良いと思ったのでそれは進歩だなと受け入れて、聞く耳を持つ、否定しないを心がける様に努力したけど長年の会話スタイルは中々変更するのは容易には出来ないよね・・・・

何度も地雷を踏み、息子やママに、お叱りをうける毎日でした。
 
三男曰く、聞き流せた言葉が全部耳に入ってくるらしく、何か言われて自分で納得しても 心の中の槍を持った小さなおっさん達が反抗というか体調を悪くさせようとするとの事。
 
それを話すまでずっと溜め込む感じ。
 
槍を持った小さいオッサン??
 
初登場のキャラクターか?何じゃそれ??
精神状態は大丈夫なのか 

真面目に言ってるの??

でも受け入れて信じてあげよう

あいつには見えるのだ。聞こえるのだ。
 
分析して考察して、きっとこうなんだろうなと思った私のたどり着いた答えは例えば私達が、どこか出かけようと言ったとすると、本人は行きたくない気持ちがあればそれを小さなおっさん達に置き換えて、そいつらが心の中で行くな!とストライキを起こしてると私に話すのだと感じた。

最近は細かいダメ出しを昔の話まで持ち出し、お風呂や寝る前にまとめて聞かされる。

風呂の時は湯船から中々出られず、寝る前に話し出すと寝れない・・・
 
耐えろ俺あいつはもっと大変なのだ・・・

サプリが切れてたのが原因なのかこの頃は不安と不眠で私が三男の手を握ってあげながら、どんなに腕をひねられても寝るまで手を離さず見守った。
 
もの凄くネガティブで不安定だ・・・
先が見えず私も不安だ・・・

どうなるのだろう

10月
三男が心のよりどころにしていたサプリも届き、安心したのか睡眠は取れる様になった。

近所への散歩も行ったりするが、家から出ると緊張感がある様で喉に違和感を感じている様子。

私達は声がけはもちろん、言葉の中にキツい言い回しにならない様に気を配って三男に接している。

でも時々、三男が言いたい放題に思えてつい叱ったりしてしまう。
 
まだまだ親のレベルが低いよね・・・・

学校へは10月はまだ行けていない、行く気分にならないとの事。

小さなオッサン達も弱くなった気がするとの事。
 
何気ない会話の中のマイナスなワードを拾って気になるのは、まだあるが、後まで引きずらず忘れやすくなっている。
 
この頃からママと一緒に寝る様になった。
 
私は三男のベットで同じ部屋で寝る事になってしまった。このベットはギシギシうるさくて寝にくいよーーーー
 
そんな中、三男は誕生日を迎えて14歳になった。
 
おめでとう
 
秋だな・・・・

不登校になって1ヶ月過ぎました

来年の今頃は元気に登校してたらいいな