2001年から2003年にK-popfanだった私。
仕事。育児で遠ざかりましたが、、

BTSのここ最近の活躍を見て、
スッカリfanの私です❣️

好きになったきっかけとして、
「血、汗、涙」と言う曲があります。


私はこの曲をかけると、
魂が動き出すのを感じます。
自分の使命に立ち向かう強さを感じます。

血、汗、涙が流れてしまうもの。

それは何でしょうか。
ただの恋の歌ならば涙はわかります。
でも、血と汗、、🩸💦

私はそれは歴史、それも、朝鮮民族としての
血と汗が滲んだ魂の記憶だと感じました。

朝鮮半島は古来から中国と
日本の間で侵略される危機に
立ち向かってきました。

また血族の繋がりを物凄く大事にします。

そして、感情を爆発させる躍動的な踊りや
音楽が得意な民族です。

そんな要素がこの曲にギッシリと詰まって、
私の身に迫ってくるように感じます。

曲の歌詞は、
誰かに恋焦がれて、その魅力、甘さに惹かれて
毒を飲み、どれだけ傷もうとも焦がれて
逃れる事が出来ない、、。
と言う恋のドツボを歌うようなものですが。

本当は恋の歌じゃない。
BTSが社会の要請や自分たち自身の
欲求、使命感と向き合った時に、
自分たちの祖先への崇拝や、
民族の誇りを全世界に示してやらねば、、
と言うような、朝鮮半島民族としての
溜まりに溜まった感情が、
溢れてしまった。
これは民族性の歌では無いかなと
感じたんです。

実際、本格的なヒップホップグループとして
立ち上がった彼らが、

この曲で打ち出したのは古典的で
女性的なダンスと曲調でした。
ガラリと変わったとも見えます。

そして、この曲が発売され
2017年は一年間で
この曲をタイトル曲として爆発的に
BTSは世界に駆け上がり、
ビルボード1位に上り詰める。

美しさの中に、歴史や祖先への
敬意が物凄く表されていると私は感じます。

韓国人とはなんだ!
日本人とはなんだ!

そんなやり取りは土臭い、
縛られてる、暑苦しいと感じている
日本人は多いんじゃないかと思います。

でも、芸術的な美しさを発言する為に、
民族性って凄くあるといいもんだと。
私に見せてくれるんです。

これを20歳なったばかりの若い子達が、
自身の作詞作曲で示してくるんです。
聞いたことの無い曲調で衝撃でした。

人間はどんどん。アップロードされて、
魂自体が進化しているようです。
だから、子供達は私たちより、アップグレード
されて常に素晴らしい才能の塊なんだな。

若い世代の貴重さ。
今、私が子育てに関わる意味まで
感じてしまいます。

「子供は皆アーティスト」そんな言葉が
頭を回ります。

そして日本人として強くありたいと。
この曲を聴くと、魂が叫び出すんです。
先祖に恥じないよう力を出し切る1日を生きろと。

この曲を私の言葉で紹介したいと言う気持ちが
ずっとありました。

それは、朝鮮半島の歴史や民族性に惹かれて
大学で朝鮮半島文化を学んでいた私にとって、
特別、美しく感じられた曲だったからです。

韓国に留学して、小劇団について練習や巡業にまわって遊んでいた私は劇団員の団結を高める情熱にびっくりしたのを覚えています。
「人間、信念でうごかなきゃ」と良く話して
いたのを思い出します。

痛くても。辛くても、溢れ出てしまう何かは
美しいのではないかなと。そんな事を思うのです。