キムダミとチェウシクが出てるなら、
最悪内容がイマイチでも、いい!
というファン魂で見始めた、
『その年、私たちは』。
ここまで見終わって、
そんな気持ちで見てたことを、
反省するくらい、
面白い。
初恋の相手と、
10年後再会したら、
どうなりたい?
という、
30代以上なら、
多分誰しも身に覚えのある、妄想が、
チェウシクとキムダミの姿で、
展開される、
ドキドキ感。
そして、
無意識に人の気持ちを弄ぶ男と、
素直になれない女の、
心のすれ違いが、
痛い。
チェウシク演じるウンは、
殴りたくなり、
キムダミ演じるヨンスは、
黙って抱きしめたくなる。
のは、多分、
私が女性だから。
いやもう、
この歳になると、
2人とも、ぎゅっとしたくなる。
表向きは、
あり得ない展開に、
力技で納得させる、
ファンタジーだけれど、
軽さの奥に、
重たさを潜めて、
攻めてくる感じ。
なんか、
毎回これにやられている気がする。
しかも、
キムダミとチェウシクって、
共演2回目よね、
という、俳優のリアリティを、
挟み込んでくるあたり、
完全に、狙いにはまっている。
私、素直すぎやしないか?
と思いつつ、
次回がさらに楽しみです。

