件のコプチャン屋さん、ここが めっちゃ楽しかったので、記録しておこうかと![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
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店の入り口を入ってすぐ案内されて座ったのは右側手前の席。
L字形のカウンターのような席で、向かい側に お店の女の子が座って世話をやいてくれる。
席についてすぐ気づいたんだけど、店内に このカウンターのような島が4つあって、それぞれが違う店のようだった。
天井にそれぞれの看板があり、電話番号みたいなものも書いてあったから、別々の店なんだなと思った。
私たちが座ったとこは、母娘でやっているようだった。
お母さんが用意して、娘ちゃんが焼いてくれたり切ってくれたりしていた。
席に着くなり、「シオ? タレ?」と 日本語で オモニが聞いてきた。
2人前からという韓国ご飯屋あるあるかとも思い、それぞれ1人前ずつ頼んで、ビールも1本お願いした。
これ
がシオで、タレはこっち![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
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奥の、白菜の隣りにあるやつね。
コプチャンは柔らかくて美味しかった。
生の白菜に巻いたり、つけダレのタマネギも生だけど からくなく 美味しかった。
食べていたら、ほろ酔いな感じのアジョシが登場した。
手には 生きたタコを握ってて、オモニに渡したら、たぶん洗ってくれてだと思うけど、オモニが私たちの鉄板の上に 食べなと置いてくれた。
鉄板の上で うごめくタコに アガシが オットケーと 怖がっていた。
でも 恐る恐るハサミでカットしてくれて私たちにすすめてくれた。
世話をやきながら、自分もタコやらコプチャンやらをつまんでたのが、韓国やなぁといった感じ。
件のアジョシ、何度も店を出たり入ったり。
とうやら関係者のようだ。
ペンキで汚れた作業ズボンをはいていたので、本職は塗装業かしらん![?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/095.png)
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ビニールに包まれた新しい練炭を外に持って行き、入り口横のストーブみたいなとこで火をつけ、赤くなった練炭を金属の棒を使って店内に運んだり、私たちが座った店以外の店の世話もしていた、そのアジョシ。
しばらくすると、今度はザルを持って登場した。
中身を私たちに見せ、食べろ食べろと勧めてくる。
下処理済みのホヤだった。
ホヤは食わず嫌いで食べたことがなく、おそらく苦手だろうと思ったし、友人も得意ではないと、2人して要らないと言ったのだが、何度も勧めてくるので むげにも断れず、小さめのを選んで食べてみた。
意外にクセはなく、食べれるなぁと思った。
人生で初のホヤだった。
またしばらくすると、天秤棒を担いだ別のアジョシが入って来た。
どうやら物売りらしい。
餅売りだった。
「カシワモチ」と日本語で言っていた。
オモニが買って、私たちに食べろと。
一口サイズの小さな柏餅。
柏の葉ではなく、柿の葉のようだった。
楊枝が刺してあるのは あんころ餅。
両方ともあんこは 日本のものに比べると甘みがかなり少ない。
私的には もうちょっと甘い方がいいかな![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
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またしばらくすると、若い学生さんのような男女が入って来た。
女の子はミニスカートにジャンパーという格好。
焼酎のキャンペーンガールだった。
焼酎を飲んでいた客に、ウェットティッシュだの、ノベルティグッズをあげていた。
私たちのところに来たら、オモニが日本から来たお客さんだよとかなんとか言って、ちょこっと喋ったら、ウェットティッシュをくれた。ビールしか飲んでないのに![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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食事の最中に お餅を食べてしまったこともあってか、お腹が膨れてしまい、コプチャンを残してしまった。
でも、これ以上は食えないとなり、お会計してもらったら、意外に高く ちょっとびっくり。
ちゃんと壁にメニューが貼ってあり、コプチャンは 40,000ウォン、ビールは 2,000ウォンなので、合計82,000ウォンだった。
ホルモンで 8,000円は ちょっと高いなぁと思ったけど、酔っ払いアジョシの登場でイキのいいタコやホヤを食べれたり、お餅を奢ってもらったり、そのサービス精神に、納得の内容だった。
初の釜山で一発目に こんな楽しい 食事ができて、なんだか釜山に ようこそ〜と歓迎されてるようで、嬉しい夜だった。