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第123回直木賞受賞作、コリアン・ジャパニーズの著者、金城一紀氏の描く「青春恋愛小説」

となっていますが、

実際は、国籍、差別、歴史、ルーツ、在日韓国人や在日朝鮮人という枠組み、などなど様々な問題を、

主人公の僕(在日韓国人)と友人の誕生パーティーで出会った彼女(日本人)の目線を通して、

様々な視点から考えさせてくれます。


通勤中、電車の中で時間を忘れるほど熱中して一気に読みましたが、何度も胸が熱くなって、

涙をこらえるのが大変でした。


韓国人、中国人、日本人、アメリカ人・・・・・~人って枠組み、そろそろやめて、

皆、地球人、人間、Human でいいんじゃないか・・・・・


本当に心の底からそういう思いが込み上げてくる作品でした。感動!!!