1/35のフィギュアを動かしたくて、動作試験機を作ってみました。
基本的に兵隊の人形を改造するつもりなのですが、さてどんな動きをさせましょう。
昔のキットに「歩兵休息セット」なるものがあり、4人の兵隊がタバコを吸ったり、パンを食べたりしているシーンをプラモデルにしたものです。
これなら、はやりのキャンプシーンに近いし、動きも単調になりそうだしいいかな、と思ったんですがキットが絶版で手に入りません。
それでは他の人形からスクラッチをするかな、と思っているのですが、では実際にどううごかせばいいかなと思案しました。
まずは「飯盒からスープをすくう」動きを再現してみることにしました。
材料は加工が簡単なことからバルサ材。
エポキシ粘土も試してみましたが、からくりを仕込むには加工性がいまいちでした。
かなり不格好ですが、大きさ的には1/25ぐらいになります。
カムで腕の上げ下げと首振り、2つの動作をさせましたが、単純に腕の動きだけにしてもいいかもしれません。
実際にプラモデルで作るとなると、各関節を切り離し、胴体に穴をあけるなどの加工が必要です。
しかもかなり精密に作らないとゾンビみたいになります。
今回の試作機も腕の動きはいまいちでした。
もう少しカムの大きさの工夫が必要なようです。


