世界ふしぎ発見!(9)

 

アルゼンチンは白人の国だ。なぜ土着の人たちがいないのか。元居た人たちを殺したり奴隷や見世物にしたからだ。アルゼンチンから船で連れ去られる原住民で裸の男女の夫婦の写真を見た。恐怖でおののいている。アルゼンチンがどこよりも豊かな土壌、自然に恵まれた国でありながら豊かな国とはいいがたい危険な国だ。悪い政治家ばかりが出る。つい30年前でも政治家が何万人もの同胞をさらって生き埋めにしたりしている。

それもすべて人間を生命を虐殺してきたからだ。すべては原因と結果がある。

             

冝保愛子さんが飛行機が韓国に近づいた時、こんなおぞましい国に降りたくない飛行機をUターンさせてといったそうだ。韓国や北朝鮮がなぜ不幸な国になったかという理由は前に書いた。アフリカが発展しない原因も前に書いた。

大英帝国はその後、植民地だった国々が独立してゆく。プロテスタントの国はまだ他人に寛容です。1776年アメリカ独立、1901年オーストラリア独立、1931年カナダ独立

 

1953年6月アメリカ海軍トップのペルー提督が軍艦4隻を率いて浦賀に来航、日本は太平の眠りから覚めることになる。この江戸から明治に移行するストーリーは本やテレビでたくさん取り上げられている。一歩間違えれば日本は欧米列強の植民地になっていたかもしれない。戸田先生は日本が危機の時、こういう人たちがでてくるのだとおっしゃっていた。

さて一番の功労者は誰と思いますかという質問に私は坂本龍馬と答える。

                                                                日本の教科書から坂本龍馬の名前が消えたそうだが、日本の文部科学省が教科書を作っている。彼らは坂本龍馬は何もしていないからという。自分の学歴や権威を振りかざし国会議員に媚を売って同僚や部下を虐め自己の保身と出世ばかり考えて、ちまちまと生きているような官僚には坂本龍馬の偉大さはわからないだろう。

 

お互いに憎しみしかない薩摩と長州にお前さんたち何を考えちょるんや日本国内で内部争いしていたら外国の植民地にされちまうぜよ。自分達の権威など考える前に世界の中の日本の将来を考えんと 時は今じゃと説き伏せた。薩長同盟成立させる。自分の土佐藩の藩主山之内容堂まで動かして大政奉還にまでとりつける。

                                                                   坂本龍馬は日本から出ていないが、土佐の同胞ジョン万次郎からアメリカや外国の歴史を聞いていた。竜馬は人の心の機微がわかる人心掌握にたけていた。けた外れに器の大きい人だった。

2022年4月23日「世界ふしぎ発見」竜馬特集で見たのですが、瀬戸内海で彼の海援隊のいろは丸が紀州藩の船と衝突していろは丸は沈んだ。竜馬はあの船には何千丁もの銃を積んでいたと賠償金を請求した。渋る紀州藩に国際海洋ルールなどを持ち出した。長崎では替え歌まではやらした。とうとう紀州藩は8万4千両今にして164億円の賠償金を払った。後に7万両になったそうだ。紀州御三家を相手にそれだけの賠償金を勝ち取る。その当時では考えられないことだった。

                                                      1988年になっていろは丸の積み荷が鞆の浦から引き揚げられた。賠償金として払われた何千丁の銃弾薬は積まれておらず、龍馬のはったりだとわかった。やりすぎ。やっぱりうそはいけないですね。竜馬は北海道を開拓して海外と交易する夢をもっていた。竜馬はそのお金を北海道開拓に使いたかったのかもしれない。彼はそのお金を受け取る8日前に暗殺されてしまった。

 

1853年ペリー提督が浦賀に来て日本は混乱が始まっていた。同じころアメリカでも混乱がはじまっていた。奴隷制度廃止を掲げるリンカーン大統領が当選を機に、南北戦争(1861-1865)が始まっていた。                             1863年7月南北戦争の当時、北軍の将ミード将軍は、敵将リーの退路を断って前南軍を殲滅しうるチャンスを握っていながらむなしく時を失した。南北戦争中、北軍の犯した最大の失策であると、こんにち先史家も認めている。              当時大統領リンカーンは極めて穏やかな問責の手紙を書きあげたが、再考の上ついに送らなかった。リンカーン死後、彼の書類箱から出てきて、初めて世間はその事実を知ったという。リンカーンというのは実に人心の機微を知り抜いた人間通だったといわれる。おそらく手紙を送れば、ミード将軍は弁解にこれ務めるだろう。たとえ弁解をしなくても、その感情をそこない。自尊心を傷つけ、指揮を喪失するに決まっている。この一時を読み取っただけでも、かれはただの政治家ではなかったのだ。(吉田良夫氏・我々は感情の生き物から抜粋)

 

50年前一人旅していたとき、ワシントンDCでパルテノンの中で座っている大きなリンカーンの像を見た。歴史の中では知っていたけれど、人を大切にする心優しい正義の政治家だった。同じ人間なのに肌の色が違うだけで差別され凌辱されるのは彼にとって耐え難いことだった。生命境涯の高い偉大な人だったんだ。1865年4月14日観劇中に凶弾に倒れた。リンカーンは悪妻メアリーと結婚していなければ大統領になっていなかった。人の運命というのは不思議なものだ。彼は自分の使命を終えると次の使命へと去っていったように思う。死は自分の生命が決める。

 

南北戦争は北軍が勝った。個々の心(生命)の中の差異はまだ消えていないけれど、北軍が勝って奴隷制度がなくなった。憲法で人権を認めた故に今のアメリカの繁栄がある。あれから159年、世界を率いてきたアメリカは今重大な危機を迎えている。地球は終わるかもしれない。                                         アトランティス大陸は利他の生命と利己の生命との戦いだった。3度大地震に襲われ大陸は沈んだ。利他(正義)の生命は負け、利己(魔)の生命が勝った。                                                          今度は地球規模でこの戦いが起こっている。地球温暖化により、恐ろしいほどの災害が世界中で起こっている。そのうち作物も育たなくなり人間も動物も植物も干からびて死んでしまうかもしれない。その前に、日本は地震で沈んでしまうかもしれない。

 

7月13日2024年マキから電話があった。「まっちゃん電話した?トランプのことで電話したと思った。暗殺未遂やって」という。「そうなん知らんかった。」といった。トランプは人を犠牲にしてのし上がってきた。彼にお金を踏み倒されて、たくさんの会社が倒産してきた。ごまんという人が彼に人生を踏みつけられてきた。そんなあくどい人間だからたくさんの人に憎まれているだろう。暗殺もありかなと思ってニュースをつけた。

                                                                   ちょうどニュースをやっていた。銃声の音が聞こえる。トランプは動かない。なんで逃げないの? 普通逃げるだろう。トランプの人間性なら誰よりも先に一目散に逃げるだろう。トランプから恐怖心を感じない。立ったまま何かを数えているように思えた。弾は8発だと聞いていたのだ。私は人の心を感じる人です。周りの人も誰も逃げない。緊迫感がない。そこへシークレットサービスが来て彼を演台の下に押し込んだ。台の下に隙間があって、トランプは靴紐を結んでいるとアナウンサーが言っている。靴と彼の顔が5センチほどしか離れていない。それもカメラに映っている。こんなときに靴紐結ぶ? やっと立って逃げるのかなと思ったらその時は血が出て顔についていた。用意していた血を自分に付けたのではと後で思った。そこでこぶしをつき上げてなにか叫んでいる。何をしているのだろう? やっと壇上から離れた。不自然すぎる。

 

誰かが彼の後ろに、星条旗を斜めに立てている写真が2日後に出回った。なに?これもしかしたら暗殺未遂ショウ?   映像では彼の後ろに星条旗を見なかったから写真家が星条旗を合成したのだと思った。写真家は私は何枚もシャッターを切ったという。あのときはトランプは逃げないでこぶしを振り回している意味がわからなかったけれど、やっとわかった。シークレットサービスももっと彼の周りに抱きついて容疑者から彼を見えなくさせるのが本来の仕事だろう。容疑者がもう死んだことをしっているから、彼をカメラから見えるように前面に押し出してここで写真を撮るという事前の打ち合わせができていたように思う。その写真はもうティシャツになって売り出している。なんと用意周到。

 

後で情報が入ってきて容疑者が向かいの倉庫の屋根を這い上がっている動画が出た。 皆が怪しい人がいると通報しているのに、シークレットサービスや警察は無視した。 そこは演壇から120メートルしか離れていない。180メートル以内が警備範囲なのに誰も警備していなかった。容疑者クルックスは20歳で高校の時、射撃部に入ろうとしたが射撃が下手で入部できなかった。彼は陰険な顔をしていない。彼は共和党員で共和党に利用されているのではと思った。

 

1人亡くなり2人重症なのにだれも責任を取らなかった。警備やシークレットサービスにはおとがめなしだ。トランプからもその人たちにお見舞いの言葉もなかった。トランプが弾がかすったという右耳の写真を見たが、素人の私が見てもまったくおかしい。こめかみの下ではないか。あの傷の箇所なら貫通して死んでいる。耳はかすっていない。すべてがおかしい。何カ月も前からあのだだっ広い暗殺しやすい場所を選び、共和党大会2日前に間に合わせ 共和党大会で盛り上がらせ、皆から勇気ある男と言われ大統領になるというシナリオが見えてくる。世界一危険な男なのだ。

                                          

私と同じ意見の人がいないかヤフーニュースのコメントを読んだ。あった!「私の知り合いはあれは自作自演だといっている。私もあのトランプならやりかねないと思う」「これはシナリオだ」「暗殺暗殺と騒いでいるけど、もっと映像を見た方がいい」等書かれていた。選挙までに真相がわかるのを祈るばかりだ。

 

PS:リンカーンのことを書いているときに暗殺未遂のニュースが出たのでちょうどいいタイミングだと思って書きました。