「学校給食施設整備検討委員会」
第二回目は、”小林市中学校給食センター”で試食も兼ねて行われました。
かなり欠席者が多かったのを覚えています…
まずは、調理場の見学でした。
わたしは、初めてセンターの調理風景をみたのですが、唖然でした…
わたしの目の前~いち面が、機械!!機械!!!機械!!!!!
包丁を持って、まな板で調理する人は誰一人としていませんでした。
これって時代の象徴ですよね…
みなさん、自分の背丈ほどの大きなおおきなへらを持って。。ひたすら機械の窯の中を混ぜていました。。。
まるで、コンクリートミキサー車のくるくるしている部分の様な・・・(これしか表現方法がみつかりません)
わたしは、ただただ涙でした…。
わたしの大切なちびちゃん達が、この食事を食べる日がくるのかと考えたら
悲しくて、やりきれなくて、はがゆくて…
涙。。涙の傍ら…
市から要請されたメンバーの方々は
「わぁーすごい今はこんな簡単になってるんですねぇ~」
「これは、衛生管理が徹底されてて素晴らしいっ」と、関心してらっしゃいましたよぉ
物が溢れ、なんでもお金で手に入る時代。。
何もかもが簡単になりすぎて、それが当たり前になっている時代。。
子どもの命を育てることは・・・必ずしも手間はかけなければいけないんじゃないかなぁ。。。と
私は、思います。
だからこそ、今の子ども達の食生活を考えて、唯一平等な食を提供できる給食だけは、
思いやり と 真心 と 手間 と たっぷりの作り手からの愛情 を
かけた1食を提供したい。。。
それが保護者の学校や市に対しての想いではないでしょうか・・・?
その試食が終わり。。。
次は、予算案の説明がありました。でたらめばかりで呆れますょ…
≪センター≫2700食 ≪自校方式≫
事業費 9億4千100万円 10億820万円
市の負担額 2億6千590万円 8億4千491万6千円
事務局(保健体育課)から、このような比較表が配られ、ホワイトボードにでかでかと、
センターと自校方式の、事業費の差額をかかれ
「センターの方が、こんなにお得なのです」と、まるでセールスの様でした。。。
しかし。。。
事務局側が提出した、この比較表には、落とし穴がい~っぱい
・センターの費用の中に、土地代が含まれていない。
・センターの費用の中に、現在の9か所の小学校給食室の取り壊し費用が入っていない。
・センターの費用の中に、トラックで配送するために必要なプラットホームの費用が入っていない。
・センターの費用の中に、食器の費用が入っていない。
・センターの費用の中に、現在使っている調理器具や食器等の処分費用等が入っていない。
疑問に思ったので、の事柄の見積もりを出してくださいとお願いしましたが、待っても待っても出さない。
催促すると…
「これは、あくまでも見積もりでありますので、その辺の詳しいことは、センターと決まってからでないと出せない部分なので勘弁してください。」と
「じゃぁー比較にならないじゃん」
土地はどこにと聞くと。。。
「そんなの、まだセンターか自校式か決まってもないのに土地が決まってる分けがない」と一言。。。
どうやら。。市を牛耳っている人たちは、合併特例債が使いたいのだという事に気づきました。
この合併特例債とは。。。
小林市は、数年前、隣の村と合併しました。
なので、この合併特例債というものが使えるのです。合併した村と、小林市が共同で使うモノがあれば、それを
建てた場合、そのうちの7割が国が負担するというものらしいです。。。
副市長「こんなお得なものを使わない方が市民に怒られるわぁ~」と
笑顔で言っていました
聞こえは良いのですが、立派な借金です
この合併特例債を使って、小林市は、給食センターと、市役所も約22億円かけて リニューアル免震構造に建て替えを計画しているのですよ
大 丈 夫 で し ょ う か … ???
結局は、ハコモノつくりたくて~自分の手柄をたてたくて~自分でつくった大型な物を残したくて~
そのような、願望をひとつひとつ確実に、現実のものにしてゆくのですょ・・・
ワガママにしか思えなくなりました