病気になって分かった本当の「感謝」とは

病気になって分かった本当の「感謝」とは

40代になって、肺高血圧症、心房中隔欠損、慢性心不全、気管支喘息、オスラー病などなど、様々病気になってからの日々や、その時に感じたことなどを綴ります。

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昨年の夏

 

一人暮らし、フリーで仕事をしていた私は、

自身が鉄欠乏性貧血であることは自覚していた。

更に連日ニュースでは「例年にない猛暑」という言葉。

「今年の夏は暑いし、貧血もあるし」

そういう言葉で何とか自分を誤魔化そうとしていたが、

それでもおかしかった。

今までになかった身体の不調を感じていた。

夏休みも終盤に差し掛かった時の事だった。

 

私の住んでいるアパートから駐車場まで、およそ40メートル。

2階に住んでいた私は、階段を下りて駐車場まで歩くのだが、

その間に息切れするようになっていた。

「疲れやすいのは、貧血のせいだ」

「更にこの暑さだから仕方がない」

それ以外に、自分を納得させられる理由が思い浮かばなかった。

 

9月に入って、それは顕著になってきた。

階段を1フロア上がるだけで、肩で息をするまでになる時があった。

加えて、足がむくみ始めた。

これまでは「足がむくんでいる」と自覚することさえ

ほとんどなかった。

しかし、押したら凹む、戻ってこない、

更に足首が分からないほどまでに太くなっていた。

 

貧血もかなり進んでいるのだろうと、かかりつけの病院へ行き、

むくみ、息切れ、疲れやすさから、やはりいつもの貧血を

改善するための鉄剤を処方してもらった。

 

これで良くなるはず。

 

そう信じるしかなかった。

 

多少疲れやすさが和らいだ気がしたし、

貧血を表すヘモグロビン値も上った。

 

しかし、息切れとむくみは徐々に悪化していった。