『手紙はやっぱりいけない。会って下さい。僕は色々話さなければならないやうな気がします。』安吾
「吹雪の中で世界は恋する」
心は琥珀
世界は真っ白
雪道の音
足跡は直ぐに消えた
あなたの心も
真っ白な雪の華のように
消えてしまった
凛凛
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南山堂明星院白日環寺
asahi.com: 坂口安吾と矢田津世子―京都・伏見、秋田・五城目 - 愛の旅人 - トラベル
「1936年3月16日。住んでいた東京・本郷の菊富士ホテル」
『「手紙はやっぱりいけない。会って下さい。僕は色々話さなければならないやうな気がします。(中略)思っていることを、うまく書くことができません。会って下さい。そして話しませう」。400字詰め原稿用紙のます目通り、丁寧な万年筆の筆跡とうらはらに、切迫した息づかいを感じさせる。日付は1936年3月16日。住んでいた東京・本郷の菊富士ホテルからだ。』