史記  ふむ  ふん  史  ふみ   史(読み)ふびと | mmfjtoのブログ  ~なぜなら ぼくは、どうしようもないくらい汚れ腐ってますから~

史記  ふむ  ふん  史  ふみ   史(読み)ふびと

 

ふみ

 

ふみ

 

ふみつかさ

 




史(ふびと)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)
史(読み)ふびと
精選版 日本国語大辞典 「史」の意味・読み・例文・類語
ふ‐びと【史】

〘名〙 (「ふみひと(史)」の変化した語)
① =ふみひと(史)①
書紀(720)敏達元年五月「天皇高麗の表䟽(ふみ)を執りたまひて大臣に授けたまふ。諸の史(ふひと)を召し聚へて、読解(と)か令む」
② =ふみひと(史)②
※書紀(720)雄略九年七月(前田本訓)「飛鳥(あすか)戸の郡の人田辺の史(フヒト)伯孫が女(むすめ)は」

③ =ふみひと(史)③
ふん‐ひと【史】
〘名〙 (「ふんびと」ともいう。「ふむひと」とも表記)
① =ふみひと(史)①
② =ふみひと(史)②
書紀(720)応神一五年八月(熱田本訓)「其れ阿直岐は阿直岐史(フムヒト)の始祖なり」
③ 学問・記録にかかわる者。また、学問をしている人。
※書紀(720)推古一〇年一〇月(図書寮本訓)「是の時書生(フムヒト)(〈別訓〉ふみならふひと)三四人を選びて以て観勒に学習(いな)はしむ」
し【史】
〘名〙
① 人間社会の変遷・発達の過程を記録したもの。歴史。
※史記抄(1477)七「前漢一代の史を作るほどに、高帝から平帝までの君臣を皆紀列するぞ」 〔王融‐永嘉長公主墓銘〕
② 記録を受け持つ官。また、歴史を書く人。史官。〔論語‐衛霊公〕
③ 神祇官、太政官の主典(さかん)。文書をつかさどり、諸役所から上申した庶務を取り扱う。大史、少史がある。〔令義解(718)〕
※大鏡(12C前)二「なにがしの史が、事にも侍らず。おのれ、かまへて、かの御事をとどめ侍らんと申しければ」
出典 精選版 日本国語大辞典





@@@

@@@

 

 

 

阿直岐(アチキ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

あちき【阿直岐】
4、5世紀ごろの百済くだらの王子。応神天皇の代に渡来し、皇子菟道稚郎子うじのわきいらつこに経典を教えたと伝えられる。
出典 小学館デジタル大辞泉

 

 

 

 

 

 

阿直岐(アチキ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿直岐」の意味・わかりやすい解説
阿直岐
あちき

古代の渡来人。阿直岐史(あちきのふひと。→史)の祖。『古事記』には阿知吉師(あちきし)とある。『日本書紀』によれば,応神15年に百済王(→百済)の使者として来朝,良馬 2頭を献上し,みずから大和の軽坂上厩で飼養した。また,よく経典を読み,太子菟道稚郎子の師となり,天皇の諮問に答えて同国人の王仁を推挙し,渡来させたとされる。以上の史実性は確かめえないが,良馬の献上は,仁徳56年頃に朝廷が百済の要請に応じて,最初の朝鮮大出兵を行なったことへの返礼という推測もある。『古事記』によると,百済の王は雄馬 1頭,雌馬 1頭および『論語』10巻,『千字文』1巻を阿知吉師に付して貢上したとしている。吉師は一種の尊称であり,阿知は阿直岐の略称とみなせることから,阿直岐と阿知使主を同一人とする説もあり,この場合『日本書紀』は同一人の物語を分裂させて記述したものと考えられる。また『新撰姓氏録』にみえる安勅連も,阿直岐を祖とする阿直史氏であるとみられ,記録を業とする氏だったとされる。阿直岐,王仁,阿知使主が実在したか否かは不明。この名称は阿直岐氏の氏の名をそのまま用いたとする説もある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「阿直岐」の意味・わかりやすい解説
阿直岐
あちき

生没年不詳。古代の渡来人。阿知吉師(あちきし)ともいわれる。応神(おうじん)天皇の世に、百済(くだら)王が阿直岐を遣わして良馬2匹を献じたので、大和(やまと)の厩坂(うまやさか)(橿原(かしはら)市大軽(おおがる)町付近)で飼わせた。阿直岐は経典をよく読んだので、太子莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)の師となった。のちに阿直岐の推挙によって博士(はかせ)の王仁(わに)が招かれ、百済から渡来したといわれる。また後世に阿直史(あちきのふひと)という帰化人の氏族が存在したが、阿直岐はその始祖と伝えられている。阿直史は683年(天武天皇12)10月、連(むらじ)に改姓。834年(承和1)9月に阿直史福吉(ふくよし)ら3人が清根宿禰(きよねのすくね)と改氏姓している。なお、『新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)』右京諸蕃(うきょうしょばん)に百済国の魯(ろ)王より出たと記す安勅(あちき)連は、阿直史と関係があろう。

[志田諄一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

:::



書司・図書寮(ふんのつかさ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

書司・図書寮(読み)ふんのつかさ
精選版 日本国語大辞典 「書司・図書寮」の意味・読み・例文・類語
ふん‐の‐つかさ【書司・図書寮】

〘名〙 (「ふむのつかさ」とも表記)
① (図書寮) 国家の書籍・修史・書写などをつかさどる所。ふみのつかさ。ずしょりょう。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
② (書司) 後宮十二司の一つ。後宮の書籍・楽器などをつかさどる所。また、そこの女官。ふみのつかさ。
※源氏(1001‐14頃)藤裏葉「うへの御あそびはじまりて、ふんのつかさの御ことどもめす」
③ (②の女官が和琴をつかさどるところからいう) 和琴の異称。
※源氏(1001‐14頃)常夏「御ぜむの御あそびにも、まづふむのつかさをめすは」
出典 精選版 日本国語大辞典



 

 

書司(しょし)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)
書司(読み)しょし
精選版 日本国語大辞典 「書司」の意味・読み・例文・類語
しょ‐し【書司】

〘名〙 令制で、後宮十二司の一つ。書籍および文房具のことをつかさどる。尚書一人、典書二人、女嬬六人がいる。ふみのつかさ。
※令義解(718)後宮職員「書司。尚書一人〈掌レ供二奉内典。経籍及紙墨筆。几案。〈略〉絲竹之事一〉」
ふみ‐の‐つかさ【書司】
〘名〙 ⇒ふみ(書)のつかさ
出典 精選版 日本国語大辞典

 

書のかみ(ふみのかみ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

ふみ【書】 の かみ

(「尚書」と書く) 書(ふみ)の司(つかさ)の長官。〔令義解(718)〕
出典 精選版 日本国語大辞典


文屋の司(ふみやのつかさ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)
ふみや【文屋】 の 司(つかさ)

古代、官吏養成の最高の学校。式部省に属し、紀伝・明経・算道などを教授し、また、その事務を扱う所。大学寮。ふんやのつかさ。文屋。
※天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃)「朝請大夫行国子監大学(フミヤノツカサ)博士呉思玄」
出典 精選版 日本国語大辞典


書のつかさ(ふみのつかさ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

ふみ【書】 の つかさ

① (「図書寮」と書く) 令制での官司の一つ。中務省(なかつかさしょう)に属して、官有の書籍・仏具の保管、図書の書写・製本を行ない、紙、筆、墨などを製造して諸司に給付し、また、国史の修撰をつかさどった役所。ずしょりょう。ふんのつかさ。〔二十巻本和名抄(934頃)〕
② (「書司」と書く) 令制の後宮十二司の一つ。天皇御用の書籍、文房具および楽器のことをつかさどる。尚書一人、典書二人、女嬬六人を置く。しょし。ふんのつかさ。ふみ。
出典 精選版 日本国語大辞典

 

 

 

@@@


 中国の正史。一三〇巻。前漢の司馬遷撰。同褚少孫補。二十四史の第一。黄帝から前漢の武帝に至る紀伝体の史書で、十二本紀(帝紀)・十表・八書・三十世家・七十列伝に分かち記述、漢書をはじめ後世の正史、日本の「日本書紀」などの模範となった。劉宋の裴駰(はいいん)の「史記集解」、唐の司馬貞の「史記索隠」、唐の張守節の「史記正義」、明の凌稚隆の「史記評林」などの注釈書が知られている。太史公書。
出典 精選版 日本国語大辞典

 

史記(しき)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)