菅原道真の有名な歌。

 

 東風吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな

 

これの桜バージョンもあることを最近知った。

 

 桜花ぬしを忘れぬものならば吹きこむ風に言伝はせよ

 

桜のほうは、全然有名じゃないよね。

(私が知らなかっただけじゃないよな……)

 

やっぱり道真といえば梅を愛し……的なイメージ。

唐文化にあこがれた道真ならば、伝来の梅を愛するのもわかる。

 

でもちゃんと桜のことも歌っていたんだね。

 

 

ただ桜には「言伝はせよ」くらいで済んでる(?)のに、

梅に対しては「にほひおこせよ」と、

一段踏み込んだアクションを求めている気がする。

いわゆる「無理ゲー」というか……

桜に対するよりもテンション高め?

 

 

だから梅も飛んじゃったかな(飛梅伝説)。