一時帰国で、2週間の待機生活、
フランスに戻ったら、コンフィヌモン
(ロックダウン)で、制限下での
生活が続いております。
春のコンフィヌモンに比べたら、
規制は緩いものの、2回目はないと
言われていたコンフィヌモンが始まり、
多方面で不満がくすぶるなか、
一昨日、マクロン大統領の
テレビ演説が行われました。
目下のところ、フランス人の最大の
関心事はノエル(クリスマス)に、
家族が集えるのかということ。
帰省に伴う電車やフライトの予約の
タイミング、贈り物を用意するために、
生活必需品以外の商店が
いつから、営業再開されるのか、
注目されていました。
それよりも深刻な経済活動の制限
による問題を抱える方もみえますが、
フランス人のノエルにかける情熱は
凄まじく、日本人の比ではありません。
さて、大統領演説の内容は当初、
1日の新規感染者が6万人で
あったところ、最近は2万人となり、
重症患者も減少していることから、
第2波のピークは越えたと判断。
制限措置を3段階で、緩和する
以下の方針が発表されました。
【 第1段階 】 11月28日~
◦ 自宅から 20km圏内、3時間以内の
外出を許可。(証明書の携帯は必要)
◦ 生活必需品以外を販売する
商店の営業を許可。
◦ 宗教施設での30人までの礼拝を許可。
【 第2段階 】 12月15日~(条件付き)
1日の新規感染者が5,000人、
重症患者が3,000人以下の
目標に、達していれば、
◦ 21時から翌朝7時を除き、
外出制限を解除。
一時的に、12月24日と31日は
夜間外出も許可されるが、
公の場での集会は禁止。
◦ 映画館、劇場、美術館を再開。
【 第3段階 】 1月20日~(条件付き)
ノエルのバカンスを経て、引き続き、
1日の新規感染者が5,000人に、
抑えられれば、
◦ スポーツ施設、レストランの
営業を許可。
◦ 夜間外出禁止の解除。
◦ 高校や大学で、通常どおりの
授業が可能。
第2段階以降は条件付きなので、
確定ではありません。
しかし、フランス人にとっては
ノエルのバカンスのGOサインが
出たようなもの。
待ってましたとばかりに、
皆一斉に、ポチりますわね。
大統領演説の直後、わずか1時間
ほどで、フランス国鉄(SNCF)の
売上が、400%増となったそうです。
我が家も毎年、ノエルは
義両親宅で、過ごしています。
最終的な判断は主人に、委ねる
として、気がかりな点が2点
あったので、話し合っていました。
そのひとつは今年、義両親が
ニースから、南フランスの別の町に、
転居し、ニースへはTGV(新幹線)
より時短のフライトを利用して
いましたが、新居へは総合的に、
判断するとTGVの方が便利です。
機内は約3分、新幹線の車内は
6~8分で、外の空気と入れ替わる
そうで、エアロゾル感染のリスクは
低いとはいえ、国民が大移動する、
ほぼ満席のTGVに、約5時間、
乗車することに、私は若干の
不安が残ります。
そして、もうひとつの気がかりな点は
義両親は昨日、お引っ越ししたばかり。
ノエルは一大イベントとなりますので、
義母の負担を考えて、主人は少し、
時期をずらして、訪問するという
決断を下したのでした。
ところが、大統領演説の直後、
南フランス在住の義姉から電話があり、
「ニースの空港まで迎えに行くから、
一緒に、パパ&ママ宅に行こう。」
(新居はニースからハイウェイに
乗って、1時間以上)
この提案によって、私のTGVに、
約5時間、乗車することへの不安は
解消されることとなります。
そして、主人がお引越し直後の義母に、
確認すると早速、ノエルに、備えて、
新しいダイニングテーブルセットを購入し、
ノエルに(←ここ大事)家族が集うことを
待ち望んでいるとのこと。
受け入れ態勢バッチリですか!
ということで、我が家も急いで、ノエル
のフライトチケットを予約しました。
個人としては感染対策をしっかりと、
慎重に行動するのみですが、
年明けの感染拡大はもはや
免れず、第2波を上回る
第3波が懸念されます。
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