その年の世相を反映した言葉の

 

中から選ばれる「新語・流行語大賞」。

 

フランスに、そのようなものが

 

あったとしたら、必ずやノミネート

 

されるであろう。さらには大賞を

 

とるくらい、旋風を巻き起こした

 

言葉といえば、「Gillets Jaunes

 

ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)運動」、

 

もうこれしか、思い浮かびません。

 

テレビをつけてもジレ・ジョーヌ、

 

ラジオをつけてもジレ・ジョーヌ、

 

家でも外でも話題はジレ・ジョーヌ、

 

L’Est-éclair

 

お犬さまもジレ・ジョーヌ、

 

L’Est-éclair

 

なんでもありで、

 

L’Est-éclair

 

ロバちゃんまで!

 

4週にわたり、ジレ・ジョーヌ一色

 

(ゴーン氏も忘れてないですが)で、

 

それ以前のことが瞬時に、

 

浮かんできません。

 

もしも自分が大統領だったらと仮定して、

 

この事態をどのように、収めるか、夫婦で、

 

話し合う今日この頃。

 

なんの権力もありませんが、何か?真顔

 

さて、就任以来、最大の危機に、

 

直面している当のマクロン大統領。

 

今回の抗議運動の引き金となった

 

燃料税引き上げについては

 

すでに、取り消しを決めていますが、

 

それでもおさまらないジレ・ジョーヌに、

 

10日夜の緊急演説で、自らの非を認め、

 

・最低賃金を月額100ユーロ引き上げ

・年末ボーナス・残業手当を課税対象としない

・月2000ユーロ以下の年金受給者への課税の一部免除

 

の譲歩案を示しました。

 

「賃金引き上げに、必要な資金を

 

負担するのは企業ではない」

 

とのことですが、ではその資金は

 

どこから調達するのかしらね。

 

大統領としては大幅に、歩み寄った

 

つもりでも肝心の富裕層への課税が

 

現状維持なので、ジレ・ジョーヌの

 

評価は分かれています。

 

これに、納得できないジレ・ジョーヌは

 

今週もまたデモに、参加するそうです。

 

ゴネれば、要求が通るという前例を

 

つくるのもいかがなものかと思いますが、

 

注目される富裕税(ISF)を見直さない

 

限り、ジレ・ジョーヌの怒りは

 

鎮まらないかもしれません。

 

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