本日より3月ですね!
例年ならば、まだまだ寒いとはいえ、春の訪れを
少しづつ、肌で感じるようになる頃ですが、
今年はそんな気配がありません。
シベリアからの寒気団が欧州全域をすっぽり覆い、
マイナス気温のパリとなっております。
ローマでは6年ぶりの積雪となったそうで、
話題になっていましたね。
暖冬かと思えた前半のツケが2月になって、
やって来た感じです。
さて、本日はこちら、2ユーロのお話です。
皆さまもご存知のように、フランスの通貨は欧州共通通貨の
ユーロ(€)ですが、タイトルにもありますように、わたくし、
パリで、2ユーロの偽硬貨に遭遇いたしました。
厳密にいうと硬貨としては偽物ではありませんが、
ユーロではない通貨だったのです。
犯罪を助長しないためにもどこの国の通貨であったかは
伏せますが、その硬貨の価値は2ユーロの20分の1以下です。
2ユーロ硬貨とほぼ同じ大きさで、ぱっと見は
似ているとはいえ、よく見れば、分かります。
それなのに、受け取った時に気づかなかった自分が
なんとももどかしく、お財布の中に、その硬貨を
見つけた時にはしばし、固まってしまいました。
さらに、悲しいのが、日本人から
それを受け取ったことです。
フランス在住の日本人ならば、誰もが知っている
不用品を売買できるサイトがあるのですが、
私が売り手で、彼女は買い手でした。
我が家の最寄り駅で、取引の待ち合わせをしたところ、
彼女は15分ほど遅刻し、お釣りが出ないよう
端数の代金を硬貨で支払いました。
内訳は2ユーロ-2枚、1ユーロ-3枚、50セント-4枚で、
そのうちの1枚が2ユーロに代わる他国の
通貨であったというわけです。
まさか、ユーロ以外の硬貨が混ざっているとは思わず、
先を急いでいたこともあり、さっと確認した程度の
私にも非がありますが、気になるのは
彼女が故意にそれを使用したかです。
真相は本人しか知り得えないため、あくまでも推察ですが、
私も主人も承知の上で、使用したのではないかと思っています。
相手が気付けば知らなかったフリをするだけですから。
彼女が思いついたとは思いませんが、世の中には
悪知恵の働く人がいるものですね。
ユーロ流通国にお住まいの方、旅行される方は特に、
また、ユーロ以外の通貨でも有り得ることなので、
皆さまもくれぐれもご注意くださいませ!
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