パリの東、ヴァンセンヌの森に、
隣接するパリ動物園。
後編は大型の温室で飼育されて
いる鳥類や両生類、哺乳類などを
紹介します。
学術名が分かりませんので、
さらっと画像でお楽しみください。
こんなカラフルな蛙もいるのですね。
温室内では鳥も放し飼いに
されています。
柵もなく、もちろん触れては
いけませんが、さわろうと思えば、
さわれてしまうくらい、間近で
観察することができます。
こちちはジュゴンによく似て
いますが、マナティーです。
ジュゴンとマナティーは比べて
みるといくつか違いはありますが、
見た目の違いで最も分かり
やすいのは、尾びれの形です。
マナティーの尾びれはご覧の
ように丸みを帯びていますが、
ジュゴンはイルカやクジラと
同じような三角の形をしています。
マナティーも人間に興味がある
のか、特にチビッコちゃんの
そばに寄ってきていましたよ。
小さなおサルさん。
右の黒い子が甲斐甲斐しく、
左の子の世話を焼いていたのが
微笑ましかったです。
意外にも素早い動きの
オオアリクイ。
見れば見るほど不思議な
生き物ですよね。
一部ではありますが、2回に
わたり、紹介しましたパリ動物園。
いかがでしたでしょうか。
気になる入園料は、おいくらぐらい
だと推測されますでしょうか?
参考までに、上野動物園の
入園料を例にあげますと
一 般 600円
65歳以上 300円
中 学 生 200円(都内在住・在学の中学生は無料)
小学生以下 無 料
ざっと調べてみたところ、
日本の動物園は中学生以下、
無料のところが多いようです。
それに対して、パリ動物園
の入園料は
一 般 22ユーロ (約2,860円)
12-25歳 16.5ユーロ(約2,145円)
4-11歳 14ユーロ (約1,820円)
高っ!
フランス人の夫に言わせると
「ちょっと高いかもしれないけれど、
まぁ妥当な値段だと思うよ。」
とのこと。
いやいや、日本人の私から
すると、とっても高いですよ。
巨額の費用を投じて、リニューアル
した後なので、回収したい気持ちも
理解できますが、それにしても
高すぎやしませんか。
上野動物園の年間パスポート
2,400円より高いですよ。
でも考えてみれば、動物園を
運営するって、莫大なコストも
かかる大変なことですから、
舞台裏を知れば、きっと高いとは
言っていられなくなるでしょう。
パリ動物園には、期待していた象が
いなかったことが、ちょっぴり残念
でしたが、可愛い動物や珍しい
動物を観察しながら、園内を
歩くのは、適度な運動にもなり、
楽しかったです。
フランスの動物園と比較することで、
日本の動物園の入園料がいかに
破格なのか、お分かりいただけた
のではないでしょうか。
上野動物園はジャイアントパンダ
の赤ちゃんが誕生し、一般公開を
楽しみにされている方も多いでしょう。
動物園から遠ざかっていた方も
久しぶりに、可愛い動物たちに
会いに出かけてみては
いかがでしょうか。
パリ動物園を訪れる方は、
ウェブサイトからチケットを
購入されると1ユーロ割引されて、
お得です。
ヴァンセンヌの森には
Parc Floral de Paris(パリ花公園)
もありますよ!
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◆ Parc zoologique de Paris
住所 |
53 avenue de Saint-Maurice 75012 Paris |
TEL | 08 11 22 41 22 |
開園時間 | 時期により、異なる |
休園日 | |
最寄り駅 |
Porte Dorée ⑧、トラムT3 |
Website | http://www.parczoologiquedeparis.fr/ |