ラテン語表記の聖ゲルマヌス
という聖人の名に由来する
Saint-Germain(サン・ジェルマン)。
フランスをはじめ、ベルギーや
スイスなどのフランス語圏の
地域にはこのサン・ジェルマン
という地名が多く、存在します。
とりわけ有名なのが、パリ6区の
Saint-Germain-des-Prés
(サン・ジェルマン・デ・プレ)ですね。
私も大好きな地区ですが、
記事タイトルを見て、
そのサン・ジェルマン・デ・プレにある
サン・ジェルマン・デ・プレ教会
のことだと思った方はごめんなさい。
本日、ご紹介するのは
前々回からの続きで、
にあります Église Saint-Germain
(サン・ジェルマン教会)です。
町のシンボル
と隣接する庭園散策を
楽しんだ我々夫婦。
その後、お城の目の前にある
サン・ジェルマン教会を訪れました。
別角度から。
立派な教会ではありますが、
ガイドッブックにも載っておらず、
日本語の情報はほとんどない
と言っても過言ではありません。
フランス中の教会をすべて、
ガイドブックに載せていたら、
とんでもなく分厚くなって
しまいますので、無理も
ありませんが、フランス語の
情報も極めて、少ないです。
おおまかに解説いたしますと
この地に教会が建造され、
完成したのが1028年。
その後、数百年の間に、3回、
建て替えが行われ、4番目の教会
となる現在のネオ・クラシックの
形となったのが、1827年のことでした。
歴史的建造物に認定された
1937年以降は国によって、
守られ、今も変わらぬ姿です。
内部は白を基調に、
やわらかなパステル調の
色合いが印象的で、
シャペルを彩るステンドグラスも
低い位置にあるので、
じっくり観察することができます。
サン・ジェルマン・アン・レーを
訪れたら、ぜひ立ち寄って
みてくださいね。
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