フランスで春を告げる花として、
親しまれているミモザ。
ハッとするような鮮やかな黄色が
なんとも春らしいです。
19世紀半ばに原産地
オーストラリアからフランスに
やってきたミモザ。
南フランスの気候と土壌が適した
ようで、以来、コート・ダジュールに
たくさん自生するようになりました。
この時期はパリのお花屋さんの
店先にも登場し、通行人の目を
楽しませてくれます。
お部屋に飾って、気分だけでも
春めかしくしたいものですが、
ミモザの切り花は乾燥しやすく、
長持ちしないことと、重度の
花粉症であることから
断念しています。
色とりどりのお花を見ると
気分が華やぎますね。
こちらは16区Passy(パッシー)
にあります Maison de Balzac
(バルザックの家)の庭。
今日は朝から所要で出かけ、
雨上がりの午前、どんより
曇り空で、エッフェル塔の
先端も隠れていました。
さて、前回、節分についての
記事を投稿したところ、
節分に、鰯や柊という
コメントをいただいたのですが、
なんですか?鰯や柊って?
愛知出身の私にはなんのことだか
分かりませんでした。
名古屋で節分の日にすることと
言ったら、豆まきと恵方巻を
食べるくらいです。
その恵方巻を食べる習慣も私が
子供の頃はありませんでした。
家の中で豆まきをして、その後、
食べる豆の数が「おばあちゃんは
たくさん食べれて、いいな~。」
と羨ましく感じた思い出が
あるくらいです。
一体、いつから恵方巻を食べる
ようになったのか、思い返して
みると、それほど昔のことでは
ないように思います。
調べてみると、大阪を中心とした
地域では節分に、太巻きを食べる
習慣があったそうですね。
それに着目したセブン・イレブンが、
1998年に「恵方巻」と命名して、
全国的に売り出したことが
始まりなのだとか。
これって、お菓子メーカーの
販売戦略に乗せられた
バレンタインデーのチョコと
まったく同じパターンですね。
節分の日に食べるものは地域に
よって、お蕎麦だったり、こんにゃく
だったり、まちまちのようです。
風習ひとつとっても奥が深いですね。
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