週があけ、会社や学校が始まり、我が家の周りは
いつもの日常と変わらない風景が戻って来ました。
メトロやバスなどの公共交通機関も平常運航され、
閉鎖されていた美術館も開館しはじめたようです。
パリのシンボル、エッフェル塔は昨夜まで哀悼の意を表して、
消灯していましたが、今夜から点灯されました。
出典：Anne Hidalgo（パリ市長）のTwitter
登ることはまだできないようですが、街のあらゆる角度から
見えるのがエッフェル塔、離れた所から眺める方が私は好きです。
テロが起きた現場は犠牲者を悼み、献花に訪れる人や
キャンドルに火を灯す人が絶えません。
周辺は警官やマスコミ関係者が大勢いて、物々しい雰囲気が
漂っていますが、徐々にパリの街は日常を取り戻しています。
今回のテロを受けて、フランス政府の対応が注目されるなか、
15日にフランス軍がイスラム国の首都と位置づけるシリア北部の
ラッカで、司令室や戦闘員の訓練所、武器庫を空爆しました。
フランス軍が今年9月からシリアで行っている空爆の中でも
最大規模と言われ、テロに屈しない姿勢を示したわけですが、
報復による報復で、こうなると負の連鎖は止まりません。
どうしたらいいかなんて、簡単に答えがでるものではないけれど、
こんなこと続けていても世界からテロをなくすことが
できないことだけは確かです。
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