少し前に日本でも報じられた
オランド大統領の理髪代。
この話題がフランスのメディアで
報じられるやいなや、すかさず、
主人が「オランド大統領の
理髪代、月にいくらだと思う？」
と質問してきました。
報道をまだ知らない私は失礼ながら、
そんなに、手間のかかりそうな
髪型には見えないし、ちょっと櫛を
入れて、整える程度でしょうから、
「（高く見積もって）1日100ユーロで、
月3,000ユーロ」と答えました。
ところが、実際は大統領任期に
当たる5年間の雇用契約を
専属理容師と交わしていて、
その報酬総額、なんと
59万ユーロ（約6,900万円）。
1ヶ月あたり 9,834ユーロ
（約115万円）という驚きの
金額でした。
大統領は毎朝、散髪し、メディアに
出る時には改めて、整髪するそう。
要人中の要人ですから、人一倍、
身だしなみに、気を遣われるのは
当然のことですし、また、
そうあっていただきたい。
一国の大統領ともあろう方が
乱れた髪で、人前に立つのは
みっともないですものね。
報道を受けて、「これで、
月9,500ユーロかい！」的な
コメントと共に、こ～んな
意地悪な画像も登場。
問題となっている理髪代は公費から
捻出されているため、国民からは
「贅沢」、「24時間体制の理容師
なんて必要ない」、「公費の無駄使い」
などと反感を買っています。
専属理容師は24時間体制で、
大統領に付き添うため、ご自分の
サロンを閉鎖したそうですが、
大統領専属の理容師になるほど
ですから、理容業界でも
有名な方なのでしょう。
そんな方を5年間も独占すると
なると、そのような金額になって
しまうのかもしれませんが、
庶民の感覚からすると高額過ぎ
ますし、別に、24時間体制で
なくてもいいんじゃないの？
と思ってしまいます。
これを揶揄して、大統領に、
さまざまな髪型を提案しようと
おもしろ画像がネットを
賑わしています。
あら、結構、凛々しい？
ドナルド・トランプ風 これはアカン。
微妙...
意外にもキュート？
でも最もイケてるのは
18世紀 上流階級かつらヴァージョン
違和感なしで、実によくお似合いです。
可哀相な大統領...
完全に遊ばれてます。
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