お湯に重曹を入れて、パスタを茹でると、あら、不思議 
中華麺風に。
詳しくはコチラ 
パスタでラーメン をお読みください。
中華麺が簡単に手に入る日本でわざわざ作ることもないですが、
海外で暮らす日本人の間ではラーメンへの恋しさを満たす
裏ワザとして結構、知られています。
私もたまに作るのですが、重曹ラーメンのスープに必要になるのが
万能中華調味料と言われております 「味覇（ウェイパー）」 です。
関西地方では知名度が高いようですが、愛知出身の私は
フランスに移住して、重曹ラーメンを作ろうと思い立つまで、
この「味覇」を知りませんでした。
中華料理人向けに開発された業務用の調味料だったそうですが、
家庭用サイズが販売されたことで、一般にも支持される商品となりました。
万能調味料と言われるだけあって、中華だけでなく、
洋食や和食にも使えるそうですが、我が家ではもっぱら
中華メニューに使っています。
常備している野菜で、簡単にできる『エビ炒飯』はよく作ります。
本当は長ネギを使いたいのですが、フランスで日本のような
長ネギはなかなか手に入らないため、玉ネギで代用。
あとはニンニク、ニンジン、マッシュルーム、エビ、インゲン、玉子です。
具を炒める際に味覇を加えます。
ところで、「味覇」 と言えば、製造元の「創味食品」と販売元である
「廣記商行」との間でトラブルが発生し、「廣記商行」の販売契約が
2015年3月末で終了となりました。
愛用者の間で「味覇がなくなってしまうのでは？」と心配されましたが、
「創味シャンタン」 として売り出されています。
「味覇」もあのお馴染みのパッケージで、引き続き、
売られていますが、中身はこれまでの味覇ではありません。
まぎらわしい事態になっていますが、「味覇」愛用者の皆さま、
お間違えなく！
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