2014 アムステルダム

パリからEU圏の各国を結ぶ高速国際列車 THALYS (タリス)で、

オランダの首都であり、最大の街アムステルダムへ行って来ました。

17世紀、オランダは日本を含むアジアの国々との

交易で巨万の富を築きました。

その中心になったのが湿地帯を干拓し、運河を張り巡らせて

造られたアムステルダムでした。

400年を超える歴史をもつ運河は街の象徴であり、

「北のベネツィア」とも呼ばれています。

また、アムステルダムが自転車の街としても知られている

ことは知っていましたが、実際にそれを見て、驚きました。

市街地には駐輪場、自転車専用レーンが整備され、

自転車に乗っている人のなんと多いこと!

10代の頃、初めて北京を訪れた時にも自転車の多さに

驚愕した事がありますが、それは発展途上の風景としての

自転車の大群のイメージでした。

オランダの光景はそれとは全く異なるのですが、

あまりカッコイイとは言えない無骨な自転車にビールケース

のようなプラスチック製の角張ったごついカゴを取り付け、

老若男女、颯爽と街を駆け抜けているのです。

これはアムステルダムに限ったことではなく、オランダの

他の街でも同じく、国中、車と自転車の2車線が確保され、

とにかく自転車が溢れているのです。

車やバイクよりも自転車が環境にも人の健康にも

良いのは分かりきったこと。

その影響もあってか確かに街行くオランダ人の

体型もスリムな人が多いような気がします。

さらに感心したのが、レストランでも街中でも

話しかけた人のすべてに英語が通じた事。

ガイドブックにも「英語が通じる」と記載されていますが、

おじさん、おばさん世代でも本当に英語が通じ、

若い世代にいたっては皆、流暢に英語を話します。

現時点でオランダは非英語圏での英語力はトップクラスな のですが、

国を挙げて、さらに英語力のアップを目指しているそうです。

オランダと言う国、なかなか侮れない学ぶべき点の多い国です。

 

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