Nice MESIA出典:Twitter / Le Monde

昨夜は革命記念日のエッフェル塔の花火を観に行き、

帰宅後はテレビもネットも見ずに就寝したので、

今朝になって、ニースでテロがあったことを知りました。

最初、事件現場がニースであったことが分からず、

「フランスで花火見物客を狙ったテロ」と聞いて、

パリで再び、テロが起こったのかと思いました。

というのも昨夜、シャン・ド・マルス公園での花火見物を終え、

帰路の途中、エッフェル塔のすぐそばで「バーン」という爆発音とも

銃声ともとれる、大きな音を2回、耳にし、それが気になっていたのです。

1回目はおそらく爆竹だと思いますが、2回目は響くようなとても

大きな音で周りの人も驚いていました。

それが何の音だったかは不明ですが、大型トラックが2kmも

蛇行しながら暴走し、人々をなぎ倒していったという信じられない

事件がニースで起こったことを知り、ただただ言葉を失いました。

ニースには義両親と義姉家族が暮らしているので、すぐに

安否の確認をとりました。

友人から安否を気遣うメールをたくさんいただきましたが、

私たち夫婦、そして、ニースの家族も全員、無事です。

ご心配いただき、誠にありがとうございます。

義姉は小学生の娘とテロの現場となった Promenade des Anglais

(プロムナード・デ・ザングレ)で花火見物をする予定だったのですが、


待ち合わせに友人が遅れてきたそうです。

ちょうど待ち合わせ場所の前で、パーカッションのライブをしていて、

そのライブを気に入った義姉は友人と合流した後もしばらく、

その場にとどまり、ライブを観ていたそうです。

その後、現場に向かい始めたところ、逃げ惑う人々に遭遇したそうです。

逃げながら、「カミカーズ、カミカーズ」と叫ぶ人もいたそうです。

※フランスでは KAMIKAZE= 神風特攻隊 、「自爆」の意味で使われます。

友人が約束の時間通りに来ていたら、ライブに足を止めることもなく、

向かった現場で義姉たちも事件に巻き込まれていたかもしれません。

今月に入って、バングラディシュのダッカ、イラクの

 

バクダッドでもテロがありました。

残虐非道なテロにより、なんの罪もない多くの方々の

尊い命が奪われることに強い憤りを感じます。

亡くなった方々の無念、理不尽にも愛する人を失った

ご遺族のお気持ちを思うと胸が締めつけられます。
                                                                                                                                                                                                出典:Anne Hidalgo(パリ市長)のTwitter
エッフェル16' 7

事件を受けて、今夜から3日間、エッフェル塔はフランス国旗を

 

模した青、白、赤のライトアップとなります。

犠牲になられた方々のご冥福と負傷された方々の

 

ご回復を心よりお祈り申し上げます。

 

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