テロ現場
 出典:Anne Hidalgo(パリ市長)のTwitter

今回の多発テロが起こって以降、日常の生活を取り戻しつつも

不安で心がざわついて、落ち着かない気持ちを引きずっています。

とりあえず、今週、予定していた友人と会う約束は相談のうえ、

延期にしたのですが、生鮮食料品の買い出しや

 

諸用で、出かけることは避けられません。

歩きながら、ここに突然、テロリストがやって来て、銃で撃たれたら

避けようがないとか、校庭を駆け回る子供たちの横を通り過ぎながら、

簡単に乗り越えられそうなこの柵をテロリストが乗り越えてしまったらとか、

何かにつけて、テロに結び付けてしまう自分がいました。

その一方で、相変わらず、カフェのテラス席はパリジャンで

 

賑わっていて、テロの前となんら変わらない風景です。

ところで、テロが起きてから、日本の家族や友人から

 

「気をつけてね。」というお声をちょうだいし、私の身を案じてくれるのは

 

誠にありがたく思うのですが、自爆もいとわないテロリストに対して、

 

実際のところ、気をつけようもありません。

テロ発生の前になりますが、先週、パンテオンを訪れましたら、

 

入口で、かばんの中を見せるように言われました。

X線を通すわけではなく、私自身がかばんの口をぱかっと開きまして、

受付の方は軽く、目視のみ。かばんの奥底に爆弾を隠し

 

持っていてもスルーできそうな形だけの手荷物検査でした。

ひと足先に入館した主人にいたっては呼び止められることもなく、

受付の方は完全に見逃しておりました。

テロが起こった直後の今は特に警備や手荷物検査が強化

 

されていますが、この緊張感がいつまでも続くとは思えません。

当面、大勢の人が集まるような場所は

 

避けるくらいしかできそうにありません。

 

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