日本では年頃になると
クリスマスはどちらかというと
家族よりも恋人や友人と過ごす
ことの方が多くなるかと思いますが、
カトリックの国、フランスでは
ノエルは 家族および親族 と
過ごします。
フランス人のノエルにかける
情熱は凄まじく、24日と25日に、
ご馳走を食べないと警察に、
捕まるんですか と
いうくらいの意気込みです。
主人には兄と姉がいて、
ノエルにはニースの義両親
の家に、子供たちのそれぞれの
家族が集合し、食卓を囲みますが、
義母のもてなしぶりには
いつも感心させられます。
大人数の食事の支度を
数日にわたって、行うなんて、
私にはとてもマネできませんが、
目の回るような忙しさにも
かかわらず、いつも笑顔で、
おもてなしをしてくれる
義母には頭が下がります。
私も微力ながら、お手伝いしますが、
テーブルセッティングやアペロ用の
カナペの準備ぐらいで、食事の
支度はほぼ義母がひとりで、行います。
アペロは「アペリティフ(食前酒)」
の略で、軽いおつまみと一緒に、
お酒を飲むことです。
昼食と夕食の前には必ず、
アペロタイムがあり、アペロ用の
おつまみとして、カナッペも
4~5種類、用意します。
このアペロから始まり、昼食が
終わるのが15時~16時頃。
昼食の後片付けが終わると
次は夕食の準備と義母は
座る間もないくらい常に、
キッチンに立っています。
夜は20時頃からアペロタイム。
そして、日付が変わるまで、
ディナーは続きます。
フランス人が集うと、とにかく
食事が長いのです。
食事中も延々と議論に、花を
咲かせ、ノエルのバカンス中は
食べては、飲んで、話して、
この繰り返しの日々で、
なんとも贅沢です。
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