11月に入り、パリも一段と秋が深まり、

 

日もずいぶん短くなってきました。

2015紅葉1

木々の葉が色鮮やかな

 

オレンジ色に、染まっています。

2015紅葉2

この週末はお天気も良く、

 

絶好のお出かけ日和でした。

2015紅葉3

秋といえば、「芸術の秋」、「読書の秋」、

 

「食欲の秋」、「スポーツの秋」など

 

いろいろな秋の楽しみ方がありますが、

 

とりわけ、「食欲の秋」は外せません。

皆さまも果物やきのこ類をはじめ、

 

この時期にしか味わうことのできない

 

味覚を楽しみにされていることでしょう。

フランスで、暮らすようになり、

 

初めての秋に、スーパーで、

柿2015

柿を見かけた時には嬉しさのあまり、

 

駈け寄り、手に取りました。

柿Bio

フランスではスペイン産が主流で、その名も

 

ズバリ、『KAKI』 として売られています。

遠く離れた異国の地で、柿が「 KAKI 」

 

のまま、売られていることに、なんとも

 

言えない喜びを感じたものでした。

スーパーやマルシェで売られているとはいえ、

 

柿はフランス人にとって、まだ、日本人ほど

 

馴染みのある果物ではありません。

また、KAKI は知っていても KAKI が

 

日本語であることを知っている

 

フランス人はあまりいないと思います。

こちらの柿は種なしなので食べやすく、

 

年末くらいまで市場に、出回っているので、

 

日本よりも少しだけ長い期間、楽しめます。

ところで、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」

 

という、ことわざがあるように、柿は栄養価が高く、

 

健康食品として非常に優れています。

まず、ビタミンA と C が豊富なので、

 

かぜ予防や美肌効果が期待できます。

「ビタミンC が豊富 = 酸っぱい食品」 という

 

イメージがあるので、意外なようですが、

 

大きめの柿を1個食べるだけで、

 

ほぼ1日分のビタミンC の必要量を

 

摂取することができるそうです。

抗酸化作用のあるポルフェノールも

 

ぶどうの5倍と豊富なので、活性酸素を

 

除去し、アンチエイジングに効果的です。

さらに、むくみ解消や利尿作用のあるカリウム、

 

二日酔いに、効果的なタンニンも豊富です。

また、柿は実だけでなく、葉も優秀で、

 

例えば、柿の葉茶に含まれるビタミンC

 

(正確には体内でビタミンC に、変化する

 

前のプロビタミンC )はレモンの約10〜20倍、

 

みかんの30倍とも言われ、そのうえ、

 

血圧降下作用もあるそうです。

健康や美容にも良いので、この時期、

 

積極的に食べたい果物ですね。

ただ、食べ過ぎると体を冷やしたり、

 

鉄とタンニンが結びついて、体内で

 

鉄分の吸収が妨げられるなどの弊害を

 

及ぼすこともあるので、注意が必要です。

何事も適度が一番ですね。

 

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