上の写真、日本のイベント会場
のようにも見えますが、パリでの
一コマ。
パリ14区に「Cité Internationale
Universitaire du Paris
(パリ国際大学都市)」
という施設があり、
34ヘクタールという広大な
敷地の中に、40もの建物が
散在しています。
それらは留学生や研究者の宿舎
でもあり、そのうちのひとつに
「パリ日本館」があります。
その日本館で先日、
日本人会主催の『希望祭』
というお祭りが開催されました。
小雨の降るなか、たくさんの
来場者で賑わい、
メディアの取材も来ていました。
模擬店はたこ焼きや
お好み焼きをはじめ、
おにぎり、お弁当、
子供が喜びそうな駄菓子、
大福、いなり寿司、
マダムが体を張って、PRする
温泉まんじゅう 、
バザーも行われ、
日本的な雑貨や民芸品
などもありました。
ジャパンエキスポは、焼きそば
15ユーロと ぼったくり価格
ですが、こちらの会場の
お値段設定は良心的です。
日本の相場より高いのは、
仕方ありません。
私のお目当ては、冷凍の海産物を
販売する「北海水産」。
ヨーロッパ在住の日本人の間では、
有名なオランダの水産加工会社です。
購入合計金額が200ユーロ以上で、
通販も利用できますが、こうして
出張販売していただけると、
配送料もかからず、小額でも
購入でき、助かります。
充実の品揃えで日本人はもちろん、
フランス人にも好評です。
日本的なおかずを求めて、買い物
カゴいっぱいに買っている方を
何人もお見かけしました。
海外でサバの味噌漬けや西京漬け、
粕漬けが食べられるなんて、
感慨深いですよね。
アジの開きが5枚で6ユーロは
激安です。
私はお刺身を何点か購入しました。
日本から戻った直後で、我が家の
冷凍庫には今、日本食材がたくさん
ありますが、そうでなければ、
もっと買いたかったです。
真剣に品定めをしていたところ、
すぐ隣りで、これまた真剣に
品定めをするフランス人がいて、
よく見たら、友人のご主人
(フレンチのシェフ)でした。
日本人が集うイベントなので、
友人、知人に会う可能性大です。
購入したお魚は、保冷バックに
ドライアイスを入れてくれるので、
安心です。
ちょうど舞台で殺陣アクション
が行われていました。
時間帯によって、沖縄三線、
フラメンコ、日本の歌、
狩猟ホルン演奏、和太鼓真
など演目が変わります。
古本市もあり、日本語の活字が
恋しい身には有り難いです。
東日本大震災がきっかけとなり、
始まった、この『希望祭』は
今年で6回目となります。
「子どもたちを放射能から
守る全国ネットワーク」、
「 あしなが基金津波孤児」、
「 被災地障害者センターくまもと」
への支援活動も行っているそうです。
日本文化に触れる数少ない機会
なので、パリまたは近郊にお住まい
の方で、ご存知ない方は来年、足を
運ばれてみてはいかがでしょうか。
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