からの続きです。
メテオラ観光2日目。
昨日と同じドライバーさんの
タクシーで、修道院巡りに
出かけます。
午前9時の修道院の開館時間に
合わせ、訪れたのはメテオラにある
ふたつの女子修道院のひとつ、
聖ステファノス修道院。
カランバカの町から見える
唯一の修道院で、12世紀頃から
修道女が住み始め、14世紀に
修道院が建設されたそうです。
他の修道院のように、階段を
上り下りする必要がなく、
舗装された道路から架けられた
橋を渡り、楽に修道院内に
入ることができます。
朝一番で訪れたので、観光客も
少なく、ゆったりとした気持ちで、
見学することができました。
女子修道院らしく、中庭の
手入れも行き届いた
開放感のある修道院でした。
次に訪れたのは 至聖三者 に
捧げられた修道院として知られる
アギア・トリアダ修道院。
1458～1476年にかけて、修道僧
ドメティウスにより創建されました。
四方を断崖絶壁に囲まれた、これぞ
断崖絶壁の上に建つ修道院です。
舗装された大きな道路から修道院に、
到達するまで傾斜のある坂を下り、
さらに岩肌に沿って造られた
階段を登ります。
修道院自体はわりとこじんまり
した造りですが、そこを抜けると
反対側に出られるようになっており、
そこからカランバカの町が
見渡せます。
到達するまで苦労した分、
強く印象に残る修道院です。
次はもうひとつの女子修道院、
ルサヌ修道院を目指します。
1545年創立の救世主変容を記念
した修道院ですが、同時に聖女
ヴァルヴァラ にも捧げられています。
現在の姿は1950年に女子修道院
として改築されたものだそうです。
ルサヌ修道院テラスからの眺め
聖ニコラオス・アナパフサス修道院が見えます。
併設のテラスからの眺めは良い
ですが、他の修道院に比べ、
規模が小さい分、見所も少ないです。
その割りに入場料が他の修道院と
変わりません。
女子修道院ということもあり、
手作りの可愛らしいお土産品が
売られています。
メテオラへはアテネから列車でも
バスでも片道約5時間かかりますが、
ギリシャを訪れ、日程に余裕が
あるならば、ぜひ訪れると良い
場所です。
以前からずっと行きたいと
思っていたメテオラ。
断崖絶壁の上に建つ修道院は
他の観光地では見られない
特別な風景で、壮大な景観に
感動の連続でした。
可能なら、もう1泊したかったです。
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