「歴史的建造物の門戸を開く日」として、フランスで1984年から始まった

『Journées européennes du patrimoine(ヨーロッパ文化遺産の日)』。

毎年9月の第3週目の週末と定められ、33回目の今年は

17日(土)、18日(日)の開催でした。

「文化遺産の日」なんていうと、ちょっと小むずかしく聞こえますが、

普段、一般には非公開となっている場所に足を

踏み入れることができる特別な2日間なのです。

今ではヨーロッパ50ヵ国で開催され、歴史的建造物をはじめ、

多くの美術館・博物館などが一部を除き、無料で開放されます。

毎年、最も人気があるのはなんと言っても大統領官邸・エリゼ宮です。

行列必至で、入場には6時間待ちともそれ以上とも言われていますが、

その試練を乗り越え、晴れて入場できた暁には



もしかしたら、



大統領とご対面できる



かもよ。


エリゼ宮
  Capture d'écran de la photo postée sur Twitter par le compte officiel de l'Elysée. - @Elysee

蝋人形ではありませんよ。本物のオランド大統領です。

ご対面できた方はラッキー

来場者に自ら、「写真、撮ってもいいですよ。」と声をかけるオランド大統領。

一斉にカメラを向けられ、動物園状態となっております。

再選は厳しいと言われていますが、来年の大統領選に

向けての人気取りのパフォーマンスでしょうか。

エリゼ宮のほか、元老院の本拠地・リュクサンブール宮や

首相官邸・マティニョン館、国会議事堂なども大人気で、

メディアでしか見ることができない場所なだけに

大行列覚悟で皆さん、並ばれています。

年に一度の貴重な機会なので、私もできることなら、エリゼ宮を

見学してみたいものですが、私も主人も並ぶことが嫌いなので、

はなから人気どころは外して、楽しむことにしております。

テロの影響もあり、厳戒態勢の中での開催なので、例年にも増して、

身体検査や荷物チェックも厳しくなっているでしょうしね。

さて、我々夫婦が向かった先ははたして

次回に続きます。

 

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