マダムは親戚がヨーロッパ人、アジア人で、彼らもハーフやクォーターのため、人種が入り組んでいます。
日本人って視野がほんとうにせまいなあ…ってよく思う。
視野7度くらい
そのせいで親戚と話していて
それって考えおかしくない?
え…なんでそう言うこと言うの…アリエナイ
など、歴史の見解から誤解されることもしばしば…
ヨーロッパ人の歴史は宗教の歴史。
私たちの見解の違いは宗教に基づくのです。
今日は、「ベルサイユのばら」を見て総ツッコミしたくなったので、今日は【ベルばらはありえない!?】日本人が誤解しているヨーロッパについてです。
1. 宗教観が違う
日本みたいに自殺が多い国って、宗教観が薄い人が多いそうです。
今、海外でも無宗教が増えているので自殺が増えてきました…
キリスト教においては、命を自ら断つということ=地獄行き決定のため、自殺は大罪。
同じ理由で堕胎も赦されない…レイプされてできた子供でさえ中絶も不可。(現在進行形)
日本人は無宗教と言いつつ、実の根底は仏教です。
仏教は「転生」という考え方があるため、
今世はやらかしたけど、来世は頑張るw
という考え方ができます
だから
とにかく今回は終わらせよう
と、生きたまま再生しようという考え方にはならないのです。
だからすぐ自害や切腹になる…
英語で「転生」は「Reincarnation リーンカーネーション」といいますが、これは仏教を説明するためにある単語で、キリスト教にはこういった考え方がありません。
だから転生モノって海外じゃ意味不明です…。
これは典型的な宗教観の相違です。
ちなみに、イスラム教のシーア派は
宗教のために死んだら69人の美しい処女とやれるそうですw
女は知りません。
わたし別に69人の童貞はいらないんですけど…
2. 不倫こそ本物の恋愛だった
近世まで欧州においての結婚は「Wedding ウェディング」。
ウェディングの意味は、結ぶために担保として差しだすもの。だから海外で結婚と言いたいなら「Marriage マリッジ」。
よって、
60歳の金持ちじーさん+16歳の娘とか普通に結婚する
女性は結婚してから遊ぶ
不倫こそ本物の恋愛でした
教会での挙式はカソリックでもなかなかできません。
ハイデルベルク在住の伯母いわく、ドイツのカソリックで挙式をしたいなら、3年間毎週欠かさず教会に通ってミサに参加することが必須だそうです。
プロテスタントなら挙式できるかもね。
3. 男装の女性は死刑
中世までだそうですが、男装する女性は魔女として死刑。
なんと50年前まではゲイは病院送りだった…
だから「ベルサイユのばら」は話としてはおもしろいけれど、実際は無いかも…
フランスは敬虔なカソリックだしね。
今はイスラム教かもww
4. マリー・アントワネットは
フランス人じゃない
日本人は大誤解しているのですが、
マリー・アントワネットはフランス人じゃありません
「ベルサイユのばら①」でも、マリーアントワネットがハプスブルク家から嫁いできたって述べていますが、彼女はオーストリア・ハンガリー帝国のオーストリア人です。
フランス人にとっては、外国人の女が王家に嫁いで放蕩三昧だからキレたんです。
しかも当時の課税率、驚異の80%…
これって、例えば韓国人の女がうちの陛下とご成婚して、ドレス代が年10億円。ネイル代が毎月100万円…だから所得税50%+消費税10%+住民税20%課税ニダ
と言っているようなもんです…
そりゃあドMの日本人でもキレるわ…
実際のところ、フランス女子にベルばらの話をして「日本では、マリー・アントワネットが人気なんだ。大きい瞳にブロンズで…」と話をしたら
あいつはドイツ女
と一蹴されました。
ちなみに、アラン・ドロンは世紀の美男子だよね~と言ったら
…たくさんいるよ、あの顔…
って言われたw
たくさんいるなら1人でいいので紹介してくれよ!!
1人でいいから!
たくさんいらないよっ(謙虚に)
なので、彼女はオーストリア人です。
5. 日本の皇室がオーストリアへ嫁いでいる
ゲランの「ミツコ」という香水をご存じですか?
この「ミツコ」は、ハプスブルク家に嫁いだ日本人皇女の名前です。
だからオーストリアは超親日家です。
若い時に行くことをおすすめします。
前歩けねーよ!!
というくらいナンパされる…
オーストリア人は外見だけドイツ人
オーストリアってあのヒトラーを爆誕させた国…
WW2(第二次世界大戦のこと)で併合されちゃったしね。
ドイツ人が、よく
あいつはオーストリア人だよ!!
って抗弁してますw
でも地図をよく見てください。
下はイタリアなんです。
彼ら外見はドイツ人ですが、中身はイタリア人。
だから、きちっと仕事しそうで中身はチャラ男w
全然時間守らない…
仕事しない…
そしてデザイン力が並外れている…(ウィーンが素敵なのはこのおかげ)
イタリア人の外見でチャラ男なら許せるが、職人のようなドイツ人の顔してチャラ男…むしろムカつくわ
そう…マリー・アントワネットがフランスに嫁いで税金使ってパリピだったのは想像に難くないわけです。
同じ税金でも、日本では財務省がパンツはかないしゃぶしゃぶ三昧ですが…想像しがたい…
ちなみに、彼らは飲むと素っ裸にネクタイだけ締めていますけどね。今は+靴下くらいは履いてるかも。
オーストリアはぜひ行っていただきたいです。
ウィーンの美術館やザッハトルテなど忘れられない。
彼らはやっぱり中身はイタリア人だなと思う話ばかり。
最後に。
日本で世界を相手に戦うなら、まず宗教と歴史を学ぶことです
大村大次郎先生の本大変面白いですよ!!(この先生も元国税局出身w)
「FXで億り人!」とか「年収300万円でFIREする」なんて読むくらいなら、これ読んだほうがよほど為になる。
日本人が想像しているフランス人は、
くるくる縦ロールの金髪
顔の半分ある青い瞳
2cmはあるであろうバッサバサまつげ
おにぎり並みに小さい顔
ですが、これどちらかと言うとルーマニア人の顔です。
男子もこんな感じ(ただし18歳までに限る)
めっちゃかわいい顔してる。
ベルばらは、フランスでも「Lady Oscar」として知っているフランス人が多いですが、人気があるかどうかは知りません。
ちなみに、フランスも官僚社会です。(トップは知事)
日本の行く末っぽいね…