今は師走前。

5年前までは、この11/23前後が一年で一番航空券が安かったので、よく旅行していましたニヤリ

 

この時期になると思い出すのですが、マダムは若かりし頃、とある北陸の民宿で10日間、中居さんのアルバイトをしたことがあります。

 

A5牛がまかないで出る…という文字に釣られて(笑)

 

当時40代の美人で気さくなおかみさんと素敵な旦那さん。

+おばあちゃんで経営していました。

 

合計10部屋くらい。

 

朝は6:30~朝食の準備と配膳。40分朝食でそれから片付け、12:00まで清掃と整理。

 

昼食後は寝ていても遊んでいてもよくて、夕方17:00から18:30まで配膳。夕食後にお片付け。20~21時で終わり。

 

私以外にはバイトいません。明るくて楽しいご夫婦とおばあちゃん、ごはんも美味しくて温泉付き!

 

景色も良くて、カレンダーでよく見るあの冬景色…

今でもあの絶景は忘れられません…

 

楽しかった爆  笑飛び出すハート

 

この民宿のおばあちゃんはちょっとボケていました。

ちっさくてニコニコしているTHE 日本のおばあちゃん

 

毎日会うたびに

「おめさどこからきた?ニコニコ

「今いくつだニコニコ

「どこで働いている?ニコニコ

 

ときくので、会う度に

 

「沖縄から来た」

「タクシー運転手です」

「今19歳」

とかめちゃくちゃ応えたw

 

女将に

おかみ「おま…ちょっと🤣🤣」

マダム「大丈夫、どうせ覚えてないからw」

と毎日大笑いしていましたw

 

田舎でゆったりした民宿のため、ほぼ毎年やってくる常連さんや家族づれが多く、お客様もみんな穏やかでいい人でした。

 

宿泊客の中に暗ーい雰囲気の50代の夫婦がいました。

 

入り口からつづく廊下に沿って3つずつ和室があるのですが、この夫婦は玄関に近い和室に宿泊。

 

夫婦がチェックアウト後に、この部屋を清掃していた時のお話です。

 

掃除した後に、布団をきちんと折りたたんで押し入れに入れ直していたら、どこからか

 

うう…うう…っ

 

と女性のすすり泣きが聞こえてきたのです。

 

もしかしたらおばあちゃんが転んだ?!煽り

と慌てて廊下に出たものの誰もいない…

 

玄関横にはトイレがあったので、おばあちゃんが踏ん張っていたのかもしれない…おねがいアセアセと思い直しました。

 

その日は3組しか宿泊がなく、廊下の一番奥の部屋からお泊りに。

 

早々と晩御飯も終わり、20時前にはフリーになりました。

 

マダムは早速温泉へ~爆  笑と思い、玄関先の部屋の廊下を通ったら

 

ううう…っ うう…

 

と、また女性がすすり泣く声がしたのです…

 

…この民宿幽霊出るの?真顔ガーン

 

おかみさんたちには訊きづらいのでネットで調べたものの、そんな噂一つも出てきません。

 

やはり気のせいかと思って温泉へ入ってゆったり。

部屋に戻ろうとしたら、

 

ううう…う…っ

 

と、また女性がすすり泣く声がする…魂驚き

 

だがしかし、

 

おかみさんたちも色々あるのかな…おねがいアセアセ

と持ち前のスルー力を発揮。

マダムは見える子ちゃん並みに見てないふりしました。

 

 

 

翌朝おかみに朝一で

「昨日おめー泣いてた?」(ゴクウみたいな訊き方w)と訊かれました。

 

泣いていませんよ!煽りアセアセ

むしろおかみが泣いてるのかと思ったYO!

おばあちゃんを泣かした?!

と笑って話していました。

 

そこへご主人が暗い顔して入ってきました。

どうやらご主人も女性が泣いてる声を聞いたようです…ガーン

 

チェックアウト後、おかみさんとマダムが清掃に…と思ったら、

 

ううう…っ うう…

 

と、また女性のすすり泣く声が聞こえてきました…

おかみさんと2人で顔を見合わせてしまった…驚き驚き

 

あの夫婦がチェックアウトしてから、入り口に近い部屋は使用していません。

 

でもその部屋から聞こえる気がするのです…

 

昼間だったし怖くなかったので女将と二人で部屋に入りました。(だんなさんは幽霊怖いので助けてくれんかった…真顔

 

別にふつうの和室。

 

ううう…

 

と聞こえてきて二人とも「うぉ!?驚きハッ」と声をあげたw

 

私ら陽気だからトリハダはたつが怖くはなかった。

(まあ本能的に危ないものではなかったんでしょうね)

 

掃除していた時はわからなかったのですが、押し入れの上にある天袋に1cmくらい隙間が…

 

信じらんない…驚きガーン

 

遺影と骨壷が天袋の奥から出てきました。

 

あの50代の夫婦、ここに隠していったんですよ…!

 

怖いよりも先におかみが怒って、その夫婦に電話をしましたが、電話は通じませんでした。

 

実はこれで2度目だそうですびっくりハッ

 

1度目はすぐに気づいて、追いかけて持って返っていただいたとのことでした。(しかもこれも確信犯ムカムカ

 

遺影や骨壺を宿泊先に置いていった話はよく聞きますガーンガーン

 

こういうことが多かったから宅急便で骨壺を送れるようになったんですかね?アセアセ

 

みなさんお願いだから…

民宿に骨壺おいていかないでね!

 

遺骨や遺髪を捨てたら罰金か懲役ですのでご注意を!

無縁墓地でさえ手数料3万円なのに…

 

遺骨は引き取れないのなら「焼き切り」にして全部灰にしてもらうと良いです。(これを「ゼロ葬」といいます)

 

誰も墓に入れなかったからって呪ったりしないから!!物申す

それ言うのは詐欺師と坊主だけw

 

線香あげてお花と水をあげたら、とにかく泣き声はおさまりました。

(過去に遺影から涙が出てきた…って話を聞いたことありますタラー

 

今はどうなっているのかわかりません…