娘と夫と三人で話し合った夜、家に帰った娘は義母(娘の祖母)にお金をくすねたことを謝罪し、10月から毎月決まった額を返済することで許しを得たようでした。
ただ、義母の提案で一旦全額をわたしが返し、娘がわたしに返済するということになったのです。
用途があってたまたま手元に有りましたが、娘が盗った額は数十万という金額だったので、今度はわたしのほうがあてを探さないといけない羽目になりました。
わたし(母)に返す・・・待って欲しいと言えば待ってもらえる、来月まとめて返すと言えば「わかった」と言ってくれる・・・娘にとってこんな好都合な人物はいないと思います。
家族間・・・他人でもそうだと思いますが、公的機関ではないお金の貸し借りはあげたものだと思っておいてちょうどくらいのような気がします。
娘は人に立て替えた100円200円のことには厳しく、人のものは平気で平らげるし、週末家族宅に来た時もシャンプーやコンディショナーはもちろん、お風呂上がりの化粧水や乳液も遠慮なく大量に使います。
「もう少し大切に使って欲しい」と伝えたところ、「細かいことを言いすぎ!」とまるでわたしが間違っているかのように指摘を受けたことがありました。
こういう人間って職場によくいるようなタイプなのに、肉親・・・しかも娘がそんな人間だなんてとても悲しかったです。
それがきっかけとなったかはわかりませんが、夫だけでなく娘とも距離をとりたいこともあり、わたしは二年前から二度目の別居を始めたのです。
それでわかったことは、他責にしているわたし、自分自身しか愛せないわたし、好きなものだけに囲まれて暮らしたいわたし、ものすごく寂しがりやなわたし、掃除が嫌いなわたし(笑)・・・思い描いた “おひとりさま” はまたしても崩れ落ちました。
12月の別居宅契約更新を前に多忙な仕事を理由に荷造りする気がまったくないわたしです。
ああ、推しのラッコに会いたい!
ではまた、ごきげんよう♡