我が家の犬は11歳です。
3歳の時に7歳になったばかりの先住犬とお別れすることになり、かれこれ8年いつもわたしに寄り添ってくれています・・・つきまといがほとんどです。笑
シニア期どころかもう高齢期に突入しています。
白髪まじりの外見を幼稚な性格でごまかしているようなところもありますが、老いは確実に加速しているようです。
10歳を過ぎた頃から目がぼんやりと濁った感じになり、散歩の途中で後ろ足が “カクン” っとなったり、寝てばかりいることが散見されます。
散歩中によそ見をして電柱に頭をぶつけたりというのは幼い頃からありました・・・威勢はいいくせに、どんくさかったり勘違いしたりと人間でもよくあるタイプです。笑
先住犬が健在の時は優先順位というのか、先住犬のことを愛しすぎていて、いろいろと我慢させてばかりでかわいそうなことをしたと反省しています。
先住犬が亡くなってからは、泣いている時はそっと背中を貸してくれたり、おもちゃを持ってきて励ましてくれたりと優しくて強い一面を見せてくれています。
でも、アパートに荷物を取りに行って自宅に戻ると、あからさまに不審者とみなされ吠えられます。
何もお世話をしない夫には「キャンキャン」と甲高い声で鳴くのに、わたしにはドスのきいた警戒と怒りの鳴き声を発します。
別居宅のわたしの住まいは『悪魔の白い家』と家族から言われてまして、犬もとても嫌っています。
別居宅の匂いを感じると攻撃的になり吠えかかってきます。
あと、散歩から帰ってお尻の穴を拭くことをとても嫌がるようになり、ウェットティッシュを持ったわたしの手が伸びてくるのがわかると本気噛みをするようになりました。
散歩途中で草をよく食べるため、お尻の穴から草の先端が出ていることがたまにあり、草を引っ張ろうとすると本気噛みを4回くらいたて続けにするのです。
犬が緊張する状態で施してみましたが、噛みつきは変わりませんでした。
左手の甲には穴が開き、毎回流血事件へと発展します。
トリマー専用のグローブもあるのですが、大きすぎて使い勝手が悪いのと牛革臭いので一度履いたっきりです。
マズルカバーもかんがえましたが、犬が嫌がる行為は今以上に攻撃的にさせると思ったので、手入れを嫌がる原因を考えるのと、お尻の穴についてはシャワーで対応することにしました。
頑固じいさんほど手がかかる・・・でも犬に何かがあったら仕事を辞めることは先住犬の時から心に決めています。
先住犬の死をいっしょに経験し、その後は仕事以外の時間はずっと寄り添って生きてきました。
一緒にいて何をするというわけでもありませんが、人といるより居心地のよい時間を過ごすことができる大切なパートナーです。
長くいっしょにいたいけれど、お別れする日が少しずつ近づいている・・・そんなことを思う日も増えてきたこのごろです。
ではまた、ごきげんよう♡