六日間の冬期休暇中、十分な睡眠時間のおかげで肌はツルツルになり、数十年ぶりに寝起きのまぶたが浮腫むという体験まですることができました。
わたしはひねくれた性分であるとつくづく思います。
職場での暮れの挨拶、新年の挨拶・・・たった数日間のあいだに起きたことなのに仰々しく頭(こうべ)を垂れる・・・がきらいなのです。
イベントごとになるとテンションが高くなって調子に乗るのと同じような気がしますし、年が明けたからといってあらためて挨拶をするならば、日々の挨拶をおろそかにしないことのほうがわたしは大切だと思うのです。
下を向いて小さな声でぶつくさ「はよーす」、「まーす」・・・「そのアゴ、下から殴ってあげようか?」って思いますよ。
日々そういうこともありまして、初出の四日の夕刻には、右肩がパンパンになり、「“肩こり” という物体が肩に潜んでいるのか?」と思うほど硬く膨らんでいるようでした。
異動まで、教授会があと三回、学位審査が七回、中間発表会が五回、そして最後に学位記授与式を終えれば肩こりの原因から解放されると思います。
まだまだ、坊(ぼん)に見えますが、五月で11歳のおじいちゃんです。
群れで行動する種族にとっては人間本位の身勝手さを日々感じていることでしょうが、この犬のおかげでわたしの毎日に彩りがあるのです。
まだまだ達者でいてくださいね・・・モクゾウおじいちゃん。
ではまた、ごきげんよう。