最寄りのバス停から約15分間、バスに乗車して通勤しています。
その15分をわたしは読書に費やします。
帰りは座れないことが多いので本を読むことはできませんが、朝は空いているため席に座り黙々と読み耽ってしまいます。
自身の行動をこうして文章にしてみると、スマートフォンを触って “ながら” してる人たちと変わりないということがよくわかりました。笑
バスを降りてからも文庫本を片手に “歩きながら読書” をしているからです。
本を閉じてもいいところでバスが到着した時はそうでもないのですが、「どうしても・・・」という場面で計算されたようにバスが到着してしまうので、収まりのよいところまでは読んでしまいます。
木曜日からしばらく夏期休暇をとっています。
ゴールデンウィーク中の空き巣被害や母の気疲れなどを考慮して、兵庫県には日帰りで帰る予定にしていました。
弟家族とブッキングすると母の疲れもみんなの疲れも倍増するため、前もって帰省の承諾を得ようとメールを送ったところ・・・
「エアコンのないところで暑い思いをしてもらうのも気の毒なので帰省はやめたら?」というはっきりと意思表示のある返事がありました。
この返事にわたしの心は折れました。
エアコンはいくつかの部屋に備えつけられているし、泊まるわけでも食事の手間をかけるわけでもないのにこの返事です。
きっと、介護ベッドで寝てばかりの父を相手にするのに心が疲弊しているのだと思います(父は起き上がって歩くこともできますし、デイサービスにも休むことなく通っています)。
老いるとこのようになるのでしょうか。。。
ふたりのことは気になるのですが、両親への執着心を削除したいわたし・・・
若いうちはこういことを考えなくてもいい、ただただ一緒にショッピングしたり旅行に出かけたりすることが楽しい、そんな感情しか抱かなかったように思います。
この期に及んで、まだこの世に生きている両親にこんな感情を持つなんて・・・
ここから次のステージに立つにはすこし時間がかかりそうです。
そよ風の誘惑/オリビア・ニュートン・ジョン
ではまた、ごきげんよう。