夫が犬に向かって決まって言うセリフです。
「かわいそうに・・・、悪魔の住む白い部屋に連れて行かれてかわいそうに・・・。」

白い部屋というのがわたしが住んでいるアパートの部屋のことで、悪魔というのがわたしを指します。



悪魔の部屋からはこんな空を見ることができます。




日曜日の夜から、犬は夫の家にいるのでもう二晩も寝床を共にしていませんでした・・・犬と。


火曜日は昼からの仕事も更年期のアレやコレやで手につかず、犬との再会は水曜日夜の予定でしたが、どうにも待ちきれず、前倒しで夫の家に泊まることに変更しました。



夫の家に戻るなり、すぐに散歩に出かけた時に見上げた空です。

夜の6時を過ぎているというのに昼間のような顔をした空の青さでした。



悪魔の部屋に連れ帰ったほうがいいのか、居心地のいい夫が住む広い家に残すべきなのか・・・。


我慢くらべをしているわけではないのですが、わたしが根負けし、違約金を払っても寒くなる前には夫の家に舞い戻るような気がしています・・・すでにこの時点での決定事項ですよね。

そしてまた、夫源病が再発したら三回目の別居生活に踏み切るのだということも想定内です。苦笑





住み慣れた住まいの居心地よさは頭や心で否定しても身体や感覚に染みついて離れないのでしょう。
犬だけいればそれでいいという思いは簡単に打ち砕かれました。
やはり、犬の居心地よさを考えることが最優先となり、飼い主の住環境や感情は二の次なのです。


「酸っぱい人生も わたし次第で 甘くなる」