「愛犬との幸せなさいごのために」
著者: 俵森 朋子
インスタグラムのフォロー関係のかたが掲載されていた感想を拝読し、わたしの驚異の直感が働きすぐに購入しました。
著者である俵森さんが経験されたことが、わたしの愛犬(先住犬の COCO)にそのまま当てはまったため、心に突き刺さるものがありました。
“延命” ・・・これは人間が大切な人や動物に対して持つあたりまえの措置の感覚ですが、先住犬の闘病が始まった当時と照らし合わせ、今考えると自己満足のかたまりでしかなかったということがよくわかります。
そう、思いどおりにならないことを自分の信念に沿わせようとすること、他人の価値観を自分の価値観に合わせるよう仕向けることなど、何から何まで自己満足を満たすための行為なのではないでしょうか。
シリンジを使って栄養食を無理やりあげていたことや、毎日毎日通った点滴・・・聴こえない犬の声には耳を傾けていませんでした。
この本を読んでいろいろ思うところがありました。
結論ではありませんが、「あればダメ、これはダメ!」と他人にも自分自身にも厳しくせず、また物事を小難しく考えずに思いどおりに生きてゆくのがなによりであると、今日の時点ではそう落ち着いています。
ではまた、ごきげんよう。